掃除に関する価値観は、育った環境によっても大きく異なりますよね。誰かにとっては「そろそろ掃除しないと」と思う状態でも、違う誰かは「まだまだキレイじゃん、大丈夫」と思うかもしれません。今回はそんな掃除にまつわるエピソードを友人が聞かせてくれました。

婚約中の彼の実家へ♡

友人のA子はその時、付き合っている彼と婚約中でした。
付き合ってすぐに結婚話が出て、正直お互いにまだまだ知らない部分もありましたが、彼氏ができて浮かれていたA子は「これから知っていけばいいや♡」と軽く考えていました。

やがて年末年始が近付いてきました。
2人とも仕事が休みなので、お正月は挨拶がてら彼の実家に泊まりで行こうということになったそうです。

そろそろお風呂かな?

緊張しつつも、滞りなく彼の実家で挨拶を終えたA子。
彼の両親も気さくな人たちで、ホッと一安心。

そうこうしているうちに夜になり、夕食も済み、そろそろ順番にお風呂かな? と思ったのですが……なぜか、誰も入ろうとしません。
仕方なくA子は「あの~お風呂って……」と自分から口にしました。

すると彼の母親が「今日は買い物くらいしか行ってないし、お風呂は入らなくていいわよ~」と言うのでビックリ!
彼も、彼の父親も「うんうん」と頷いています。

正直A子はお風呂に入りたかったのですが、自分だけ入りたいとも言い出せず、結局その夜は我慢して眠りについたそうです。

え、まさかの2日連続で……?!

翌日の夕食後。
さすがに今日は入るだろうと思いきや、彼の母親は「A子さんったら、冬なんだしそんなお風呂お風呂って気にしなくても大丈夫よぉ~」と気楽な感じで言ってきたのでA子は驚愕……。

2日連続お風呂なしなんて絶対無理! と思ったA子が「すみませんが、私だけでも入らせてください!」と強めに言うと、仕方なく彼の母親は風呂場に案内してくれたのですが……。