公共の交通機関で騒いではいけません。ましてや、寝ている人の多い深夜便ならなおさらです。そんな当たり前のルールを守れなかった人たちに遭遇した、私の体験談をお話しします。

夜行バスで酔って騒ぐ若者たち

これは私が田舎の実家に帰るために、深夜バスを利用した時のお話です。

連休前だったためバスは満席で、さまざまな年齢の人が乗車していました。
そして一番後ろの席では、男女4人組の若者グループが発車前から大きな声で喋っていました。

「ビール何本買ってきた? もう俺飲んでいい?」
「あんたさっきから飲み過ぎー! ウケる! キャハハ」

どうやら酔っ払っている様子。なんだか嫌な予感が……。
そしてバスが発車してから、私の予感は的中するのです。

車内の照明が落とされ、ほとんどの人が眠る体制に入りました。
しかし、例の若者グループのテンションと声のボリュームは変わりません。

「酒足りねー! 目的地に着くまで飲み続けようと思ってたのに!」
「まだあるよ! ジャーン!日本酒!」
「ここから日本酒とかやばすぎ! いただきまーす!」

あぁ、最悪。今日のバスはハズレだ……。
車内のほとんどの人が同じ気持ちだったと思います。