自分の育ってきた環境とは異なる義実家。中にはどうしても理解できない風習やしきたりに悩まされることもあります。これは筆者の友人・M子から聞いた義実家とのエピソードです。
嫁の役割
私の夫は四人兄弟の三男。結婚をしているのは長男と夫だけなので、嫁は私と兄嫁の二人です。
義実家は地方にあり、交通の便が悪いところです。車での移動は必須で、一人一台車を持っているのが当たり前のような地域でした。
交通の便が悪いせいか、義実家での冠婚葬祭やお墓参りなどのときは、送迎が必要です。自分達で運転すれば良いのに(普段は運転しているのに)、なぜか送迎は嫁が行うことになっていました。
兄嫁が事故に
そんなある日、親戚で不幸があり葬儀に出席することになりました。当然私と兄嫁は運転手。義実家に集まった親族を、何度も葬儀場まで送らなければいけない状態でした。
しかし、途中で兄嫁が交通事故の被害に遭うというトラブルが発生。連絡をもらった私と義兄はすぐに兄嫁のところへ向かいました。