子どもを産むか産まないか、産むとしてもいつ産むか、それは各家庭の事情や女性本人の考えによって様々です。どんな選択をしたとしても、それを他の人に馬鹿にされる筋合いはありませんよね。今回はママ友とのあいだに起こったエピソードを友人が聞かせてくれました。

「いくつで産んだの?」

友人のA子は40歳で子どもを出産しました。
もともと学生時代から見た目も大人っぽく、実年齢より上に見られがちだったA子。周囲の若いママたちに比べて自分だけが年上なことが内心コンプレックスでした。

とはいえそんなことを言っても仕方がないので、気にしていないふりをして他のママたちには接していたそうです。

しかしある日、M美という20代の若いママ友が無邪気にA子の年齢を聞いてきました。
正直に答えると、「よく子ども産めたね、すごーい! 私なら絶対むり~! 20代でも子育てキツイもん!」と馬鹿にしてきたので、A子は内心ムッとしたそうです。

毎回ディスられ続け……

A子がハッキリ言い返さなかったからか、それからもママ友グループで年齢や見た目の話になるたびに、M美は「ねぇねぇA子ちゃんって何歳か知ってる~?」とみんなの前で言ったり、「40歳で出産って、20代と30代は何してたの?」と聞いてきたりと、A子のことをネタにからかってきました。

ママ友がスーパーでパートを始めることに

数ヵ月後、専業主婦だったM美は家から少し離れた場所にあるスーパーでパートを始めることになりました。

本人は詳しく話しませんでしたが、どうもM美の夫が事業に失敗して、生活がかなり苦しくなり、家計を支えるためにM美も働かざるをえなくなったようです。