「妊娠は病気ではない」確かにその通りなのですが、だからといって妊婦を気遣わなくていいわけではないですよね。筆者の知人Aさんは職場の上司に妊娠したと報告したところ、「妊婦を特別扱いはしない」と厳しい仕事も任され続けたそうで……。そんな上司の態度を変えてくれた人の話をAさんから聞きました。
ドキドキ! 妊娠を職場に報告
Aさんは妊娠3ヶ月。待望の第一子を授かり、出産を楽しみにしていました。そして、そろそろ職場に妊娠を報告しなくてはと考え、直属の女上司に妊娠を報告したのです。
「おめでとう」
どんな反応をされるのかドキドキしていたAさんですが、女上司からお祝いの言葉をもらってホッと一安心。しかし、女上司の続けた一言で一気に不安になってしまうのでした。
「妊娠は病気じゃないから特別扱いはしません」
妊娠は病気じゃない……以前と変わらない仕事内容
Aさんは、妊婦だからといって特別扱いしてもらおうと考えていたわけではなかったものの、女上司の発言に少し戸惑ってしまいました。それでも、与えられた仕事をしっかりとこなそうと頑張ります。
女上司は宣言通り、Aさんを特別扱いすることはせず、これまで通りに仕事を任せてきました。中には妊婦にとって厳しい、重い荷物を持たされたりするものもあります。
妊婦であることに甘えるつもりはなかったAさんですが、妊娠した身でこれまで通りの仕事を続けるのはなかなか厳しいものがありました。
態度急変! 何があったの?
ある日、Aさんが出勤すると女上司の態度が急変していました。Aさんのことを気遣ってくれ、比較的軽い業務を任せてくれるようになったのです。
Aさんは急な変化に驚いたものの、働きやすくなり仕事が苦ではなくなりました。
「妊婦でも仕事はきっちりしなければ!」とガチガチになっていたAさんでしたが、女上司の態度の変化によって肩の力を抜くことができたのです。