愛する夫との間に授かった、愛しの我が子。協力し合って大切に育てようとするのが親心ですよね。でも、子どもは可愛がるのに育児にはノータッチの父親もいるようで……。今回は、筆者の友人A子のゾッとした体験談をどうぞ。
ようやく授かった愛娘
A子は夫と結婚して10年。
もうすぐ2歳になる愛娘がいます。
数年にわたる不妊治療の末にようやく授かった我が子。
毎日すくすくと成長していく姿が愛おしく、とにかく可愛くて仕方ありません。
夫も娘を可愛がってはいるけど……
夫も娘のことは大好き。
まさに<親バカ>という言葉が似合いそうな、溺愛っぷりを見せていました。
毎日のように
「天使だねえ」
「可愛すぎるよ」
と娘にデレデレです。
でも、1つだけ問題がありました。
それが、おむつ替えや入浴などの<育児>については非協力的なこと。
何を頼んでも
「完璧にできないし」
「何か間違えたら怖いよ」
とA子頼りだったのです。
教えるよと声を掛けても、
「俺にはできないから」
の一点張り。
それでも娘はもちろん、A子のことも大切に想っている様子。
「溺愛しているからこそ怖いのかな」
「慣れてくるまで待つか」
と目を瞑っていたのですが......。
夫から思わぬプレゼントで外出することに
そんなある日、A子の誕生日を迎えました。
すると、夫からエステの体験券をサプライズでプレゼントされたのです。
「俺が娘のことは見てるから安心して」
と自信満々の夫。
娘もご機嫌な様子だったので、久しぶりに1人時間を満喫することにしました。
とはいえ、いつ娘が泣き出すか分かりません。
そのため、たったの30分で帰る予定だったのですが......。