筆者の友人が、わずか数か月で退職を決意したという話を聞きました。
その会社は、想像以上にとんでもないところだったようで……。

入社した会社がヤバめだった

友人のAさんは、IT関連の会社に営業職として転職が決まりました。

面接のときは特に違和感がなかったのですが、入社してみると『先輩の言うことは絶対』という暗黙のルールがあることを知りました。

先輩が残業していたら、後輩が帰るなんていうことは許されません。もちろんサービス残業です。

先輩が「おい、コーヒー買ってこい」と言って、後輩がパシリをさせられるのは当たり前でした。

上司には誰も逆らえない

この時点ですでに危険な会社であることは十分わかりますが、特にヤバいのは上司である部長でした。

部長には、誰も逆らうことができません。

部長の気まぐれでありえない仕事を押し付けられて残業なんて、まだかわいいものでした。

機嫌が悪い、業績が悪い、嫁とケンカなどささいなことがきっかけとなり、たまたまターゲットにされた人は、それから毎日部長のイジメを受けることになります。

部長のイジメに堪えかねて、今まで何人もの人が辞めていったそうです。

Aさんと同期入社した男性社員のBさんとは、「この会社ヤバいからすぐに転職したいね」といつも話していました。

そんな同期のBさんが、部長のイジメのターゲットになってしまったのです。