マイホームを手に入れるなら絶対に新築!という人もいれば、別に新築にはこだわらないという人、一生賃貸でもいいという人…マイホームについての価値観は人それぞれです。今回は、私の学生時代の友人から聞いたマイホームにまつわるエピソードをご紹介します。
結婚後、賃貸マンションに入居
私は結婚後、夫の職場に近い賃貸マンションで暮らし始めました。そこは新築のデザイナーズマンションということもあり、他のマンションよりも賃料は少し割高で、こだわりをもった住人が多いように感じていました。すぐに子供ができ、マンションの敷地内の公園に通うようになると顔見知りも増え、仲良しのママ友グループができました。
中古戸建に引っ越し
ママ友たちはこのままこの賃貸でいいという人や、将来は自分たちで設計した家を建てたいと考える人などさまざまでした。私は新築にまったくこだわりがなく、それよりも古くてもいいから小さな庭付の家がほしいと考えていました。
子供が成長するにつれその気持ちは大きくなり、ついに希望通りの家を見つけました。今よりも郊外になり、築35年の決して立派とは言えない中古住宅ですが、小さな庭に駐車場までついていて、私と夫は即決してマンションから引っ越しました。
夫と家の中をDIY
ママ友たちからは、「ここを出てわざわざ古い中古に引っ越すなんてもったいない!」など言われましたが、古さよりも、立体駐車場に車を停めたり、小さな子供を連れて狭い駐輪場で乗り降りする煩わしさがなくなっただけでも大満足でした。夢だった小さな庭も手に入れ、ガーデニングも始めました。
さらに、夫と二人で家の中のDIYもコツコツ進めました。水回りや壁に天井、自分たちでできるところはどんどん変えていきました。