同じ趣味がきっかけで知り会うSNSのフォロワー。顔を合わせないからこそ、イメージが美化され、相手の本性が見えないことも。「ただのフォロワー」だった人が、どんどんストーカー気質になっていき……?! SNSでの体験談を友人に聞きました。
ftnews.jp

SNSでフォロワー爆増! 最初はよかった。

カメラが趣味の筆者の友人B子。彼女は、自分が撮った写真を人に見てもらおうと、SNSアカウントを作りました。彼女の写真センスは並外れていて、あっという間にフォロワーが膨れ上がります。

その中でも、毎回必ず投稿にコメントをくれ、SNSのライブも欠かさず来てくれるA男と仲良くなりました。
「僕はB子さんのファン一号ですから!」と公言するほどA男はB子に心酔していました。
他人から褒められ慣れていないB子。A男のコメントに励まされながら、さらにフォロワーを伸ばしていきました。

あれ? の違和感。きっとそれは間違いない。

ところがある日、「ちょっとした違和感」を感じる出来事が。
いつものようにライブをしていると、A男からコメントがきます。
「最近B子さんの投稿にコメントしづらくて……。古参フォロワーとしては寂しいんだけど。」と。

A男の意図がわからなかったB子は、「なんでそんな風に感じるの?」と聞きましたが、「どんどんB子さんのフォロワーが増えて、なんか自分なんかどうでもいいかな、と感じることがある」と言いました。

え? なにそれ? なんか変だぞ……。
B子は、特に態度を変えたわけでもありませんし、そもそも趣味の写真をあげているアカウントです。
アイドルやインフルエンサーのようになりたかったわけではないので、A男からのコメントには戸惑いを感じました。

これが初めての「違和感」でした。
そして、その予感を確実なものにしていくように、A男の行動がエスカレートしていきます。