子供の頃、親から勧められて嫌々やっていた習い事。やりたくないことを強要されて、辛かった経験はありませんか? 今回は、私のママ友の子供・Aくんの習い事にまつわるエピソードをご紹介します。
本当はバスケがしたいのに
運動神経抜群で子供たちのリーダー格のAくん(小2)。そんなAくんはサッカーが趣味のお父さんの意向で、サッカーを習っていました。
Aくんは「将来、チームでレギュラー確定だね」と保護者達からも羨ましがられる存在。お父さんと毎日公園で練習をしている姿を見て、みんな感心していました。
しかし、A君本人は「サッカーなんて好きじゃない。本当はバスケがしたいんだ」と話します。実は、お父さんに無理やりやらされているだけで、自分は興味がなかったんです。
お父さんが約束を破ってしまい
ある日、お父さんが「サッカー頑張っているから、バスケの世界大会を一緒に見に行こう」とAくんを誘いました。
Aくんは自分の頑張りをお父さんから認めてもらえて、とても喜びました。
しかし、そのチケットの発売日。お父さんは仕事帰りに仲間とスポーツバーへ向かい、大好きなサッカー観戦に夢中に。Aくんと約束したバスケのチケットを、買い忘れてしまったんです。