「親友Fに会いたい!」そんな期待を胸に、小学校の同級会に参加した知人女性。
しかし、残念なことにFの姿は会場に見当たりませんでした。
そこで他の同級生達に話を聞いてみると、衝撃の事実が露わになったのです。
今回はミステリアスな体験談を紹介しましょう!

疎遠になった親友

知人女性には小学生の頃、Fという親友がいました。
Fは漫画から飛び出てきたような美少女で、お城のような豪邸に住んでおり、まさに才色兼備のお嬢様だったのです。

「勉強も運動も出来て、人気者の彼女が私なんか相手にしてくれる訳ない」と思っていた知人女性でしたが、驚いたことにFから彼女に「友達になりましょ!」と持ち掛け、2人はあっという間に仲良くなりました。

また、知人女性が人気者Fと仲良くなったことで、クラスメイト達も知人女性を見直すようになったといいます。
優しいFのことが大好きで、頻繁に一緒に遊んでいた2人ですが、Fが遠方の中学に進学したのをキッカケに疎遠になってしまいました。

「当時は携帯電話も持っていなかったから、自然と疎遠になってしまったけれど、今でもFを忘れた日はないわ!」
そう語る知人女性からも、2人の固い友情が伝わってきます。

期待を込めて同級会へ

そんなある日、小学校6年生の時のメンバーで同級会が行われることになりました。
当時Fと同じクラスだったこともあり、知人女性は「ひょっとしたら会えるかも!」と期待を胸に同級会に参加します。

しかし残念なことに会場にはFの姿は見当たりません。
落胆した知人女性が、そこで幹事の男性に「Fは、どうして出席出来なかったの?」と尋ねることにしました。
ですが幹事はポカンと口を開け、信じられない一言を発します。

「は? Fって誰? そんな奴、うちのクラスにいなかったよ」