長め前髪の魅力とは？
鼻や口もとに届くほどの長め前髪にしている女性の中には、前髪ありスタイルと比べてどんな魅力があるのかイマイチよくわからずになんとなく長め前髪にしている人も少なくないです。
でも実は長め前髪は魅力がたくさんあり、多くのおしゃれさんにも選ばれているスタイル。せっかくの長め前髪の魅力を最大限に引き出して、何段階もうえの素敵な女性を目指しましょう。
豊富なアレンジを楽しめる
前髪が長く「サイドに流すスタイルしか思いつかない」と、毎日同じ前髪ですごしている人もいますが、それはとってももったいないです。
長め前髪は、サイドに流すナチュラルスタイルだけでなけオールバックにしたりとさまざまなアレンジが手軽にできる優秀前髪です。せっかく長い前髪があるなら、気分やシーンに合わせた前髪スタイルを楽しんでみてください。
色っぽい雰囲気を引き出せる
短め前髪は元気・ボーイッシュな印象がありますが、長め前髪ならではの印象として「無理のないセクシーさをアピールできること」も挙げられます。
流れる前髪からちらっと見える瞳が何とも悩ましげで色っぽい印象を与えます。
普段後ろ髪と一緒にまとめて結んでいる人が髪を下ろすと、いつもの雰囲気と違ってドキッとさせることができるかも。
アップスタイルもおしゃれにキマる！
後ろの髪をまとめた何気ないアップスタイルでも、長め前髪ならスタイリッシュに仕上がります。
サイドに前髪を残してローポニーにしたり、ラフにポンパドールでまとめたり、後ろ髪と一緒にまとめたりとアレンジもし放題です。
ロングヘアやミディアムヘアなら、シニョンを作ってへアクセサリーで飾れば、フォーマルな結婚式や華やかなパーティーにもぴったり。
長め前髪の上手な流し方
長め前髪をうまくセットしたつもりでもうまく流せていないと、徐々にうっとうしくなることも。
そこでここからは、誰でも長め前髪をうまく流す方法を紹介します。流し方をマスターして長め前髪をいつでもおしゃれに活用してくださいね。
アイロンでふんわり流し前髪
長めの前髪がぺたっとしていると、無理に横に流そうとしてもボリュームがなく、寂しい印象に。
ふわっと柔らかな雰囲気の流し前髪を作るなら、アイロンを使うのがおすすめです。
- まずアイロンを温めて、前髪の中間あたりで髪を挟みます。
- カーブを描くようにスーッと毛先までアイロンを移動させて抜きます。
アイロンを使うと適度なボリュームのある流れる前髪が完成しますよ。
ミックス巻きで大人ウェーブ
普段さらさらストレートで過ごしていると、時には動きが欲しくなることもありますよね。そのような時にはウェーブ前髪にチャレンジしてみてください。
- 全体の髪をいくつかにブロッキングしながら内巻きと外巻きを組み合わせたミックス巻きにしておきます。
- 前髪をフロントで分け、片方の前髪を持ち上げアイロンで挟んだら外巻きに大きくカールして流します。
頬のあたりからゆるふわのくせ毛風カールを作れば、ケバくならずに程よい大人っぽスタイルが実現できます。
長め前髪のアレンジ方法
長め前髪は、アレンジ次第でさまざまな印象にしてくれます。しかし、やり方が曖昧だと形がキマらなかったりすぐに崩れたりするため、ここでしっかりとアレンジ方法をチェックしておきましょう。
カジュアルなセンターパート
ナチュラルなセンターパートは大人しく知的な印象になりがちですが、前髪からサイドにかけてアイロンで外巻きにすれば上品でカジュアルな仕上がりに。
ハード系のワックスを軽くもみこんで束感とホールド力をプラスしてみてください。スポーツ観戦などのアクティブなデートにもってこいですよ。
知的な大胆分け
分け方が6:4や7:3だと一般的な流しスタイルとなりますが、9:1の大胆分けにしてサイドの髪を耳にかければ、グッと知的な雰囲気に。
【方法】
- つむじあたりから片方の目尻に向かって指で分けます。（ほぼ9：1の分け目が作れます。）
- 目尻で分けた方と反対に髪を流し、サイドの髪は耳にかけてボリュームを抑えましょう。
- コームを内側から入れ、逆毛を立てながら前髪を整えていくと、短い髪が落ちてこなくなり、丸みのあるふんわり感が作れます。
お手軽！くるりん前髪
長め前髪の持ち主なら誰でも簡単にできて可愛い仕上がりのアレンジです。
【方法】
- トップとサイドの前髪を後頭部に向かって一つに持ち上げ、ひとつに結びます。
- 結んだ部分を指で空間を作り、ゴムより毛先の部分をうえから入れ込みくるりんぱして引っ張ります。
ゴムは目立ちにくい細めのゴムの方がくるりんぱしやすく仕上がりもきれいです。ひとつにまとめた前髪の根元はバランス良く髪を引き出してふんわり感を出すと、こなれ感がUPしますよ。
すっきり！ねじり前髪
前髪をすっきりまとめたい時に手軽で手が込んだように見えるねじり前髪はいかがでしょう。
【方法】
- 前髪とトップの髪を縦向きに4つの束を作ります。それぞれの束を同じ方向にねじりピンで固定し、両サイドの束はねじり終えたら後ろでまとめます。
- 最後にねじった前髪からバランス良く髪を引き出して、ふわっとさせます。
後ろ髪はゆるっと結んで、サイドの髪を下に流せば大人のアンニュイな仕上がりに。世代関係なく愛されるアレンジです。
ねじり巻き込みひとつ結び
長め前髪と後ろ髪をただひとつに結ぶと、シンプルすぎて地味な仕上がりとなりますが、ねじり技を加えれば手の込んだ華やかな雰囲気が実現。
- 顔周りをすっきりセンター分けした前髪の片方をねじっていき、サイドの髪を巻き込んで耳の裏までねじります。
- ねじり終わりを手で固定しながらもう片方の手で耳前のねじった髪からバランスを見て引き出します。
- ねじり終わりを3本のピンでしっかり固定し、もう片方も同様にねじり、固定します。
- 全体をひとつにまとめます。
ひとつにまとめた場所にリボンを結べば、後ろからもセンス良く見せられますよ。
イヤリングカラーで垢抜け
長め前髪のアレンジは、結んだりカールしたりするだけでなくカラーでも楽しめますよ。
インナーカラーの中でも耳もとに差し色を入れるイヤリングカラーは、髪をひとつに結んだ時や耳にかけた時にカラーが見え、垢ぬけた雰囲気を引き出します。
全体にインナーカラーを入れるよりも派手にならずに初心者にも挑戦しやすいですよ。カラーによって印象が変わるため、好みのカラーを見つけてチャレンジしてみてください。
マスクで似合う♡ 前髪長め女子にオススメ「旬ヘアスタイルの記事でも長め前髪のヘアスタイルを詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
長め前髪のレングス別お似合いスタイリング
長め前髪はショート・ミディアム・ロングそれぞれの髪の長さで似合わせスタイルが可能です。そこでここからは、レングスごとの長め前髪スタイリングを紹介します。今の髪型に合う長め前髪をチェックして、最大限の魅力を発揮してくださいね。
長め前髪×【ショート】
長め前髪のショートスタイルは顔周りをふんわりさせるのがポイント。ひし形シルエットにすると輪郭がカバーでき、小顔効果も期待できますよ。顔の長さが気になる面長さんにもおすすめ。
後ろ髪が短く、前にいくほど長くなる前下がりボブバランス良く仕上げるには、前髪を重くしすぎないことがポイント。前髪をナチュラルに流すことに気をつければきれいなシルエットが実現します。
長め前髪【ミディアム】
ほどよい長さのミディアムはさまざまなアレンジが楽しめます。大きめカールのゆるふわスタイルに長め前髪をプラスすれば可愛さと大人っぽい色気も出せますよ。
おおかみのたてがみのようなハンサムスタイルで人気のネオオルフは、長め前髪と合わせるとさらにかっこいい女性の雰囲気に。
ふんわりワンカールミディは長め前髪をセンターで分けて大きめにカールさせるとバランスがよいでしょう。
女性らしさの中に大人の余裕が垣間見えるスタイルです。
長め前髪【ロング】
ロングヘアとの相性も抜群の長め前髪ですが、暗い髪色だと重く見えがちです。そのため、ハイトーンカラーを入れると軽やかに見えます。
また、グラデーションカラー、インナーカラーを入れることで垢抜けて外国人風にも見えます。ストレートだけでなく、波打つようなウェーブの波ウェーブや、ランダムに巻かれた無造作パーマもおすすめ。
長め前髪は全体のバランスに合わせて巻けば、ナチュラルになじみます。
まとめ
流れる前髪が顔にかかって、大人っぽいイメージをもつ長め前髪。しかし、アレンジ次第ではセクシーにも可愛くも知的にも雰囲気を変えられる優秀前髪です。
中には「アレンジの仕方がわからない」「扱いが難しい」と感じる人もいるでしょう。
一見難しいですが、ポイントを掴んでアレンジすれば意外と簡単に仕上げられます。長め前髪をうまく活かして、シーンに合った似合わせ前髪を楽しんでください。
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