やる気の源は
最初は会社員として働くA子の話です。
A子は会社の先輩に片思いしていたのですが、ある日先輩が風邪で数日休んだそうです。数日ぶりに出勤してきた先輩を発見したA子は嬉しさのあまり、事情を知る同期に「今日は○○先輩出勤してる!これで仕事がんばれるよー♡正直ここ数日全然やる気出なかったんだ~」とLINE。
しかし送信先はまさかの直属の上司でした…。直後に上司から「○○くんがいなくてもやる気を出してくださいね」と返信が。さらにあとで呼び出されて、仕事に私情を持ち込まないように注意されたそうです。
とはいえ、「このことは口外しないでおくから」とも言ってもらえて、胸を撫で下ろすとともに、今後は私情を持ち込まずに仕事を頑張ろうと誓ったA子でした。
職業病?
次は国語の教師として働くB太の話です。
B太には同棲中の彼女がいて、いつもお弁当を作ってくれます。昼休みには彼女にLINEを送るのが日課です。ある日『○○ちゃんのお弁当を食べると心があたたかくなって力が湧いてくる。○○ちゃんの卵焼きは俺の太陽♡』と送ったのですが、送信先を間違えて上司、それも校長先生に誤爆してしまったそうです…。
しまった!と思ったのも束の間、LINEを読んだ校長先生がB太の席までやってきて『あたたかみのある文章で、さすが国語の先生ですね。これからもよろしくお願いします』とだけ言って去っていったそうです。
恥ずかしかったけれど、校長先生の懐の広さになんだか感動してしまったB太でした。
怒りの理由は
最後は会社員として働くC男の話です。
コロナ禍以降、リモートワークが増えているC男。でも家には小さい子どもがいて、なかなか集中できません。イライラしてしまい、つい妻に「ちょっと子どもうるさすぎない?もうすぐ会議なんだからなんとかして!」とLINEしたのですが、相手は妻ではなく女性上司でした。
慌てて「すみません!妻に送ろうとして間違えました。あと5分ほどで会議できます」と送ったところ、上司からは「会議よりもまず奥さんに謝ってきなさい!子どもがうるさいのは当たり前だし、奥さんは悪くないでしょ!」と厳しいお叱りが。
実は上司は3人の子どもを育てるワーママだったそうで、C男の横暴な言い方は見逃せなかったんだとか。
まとめ
ただでさえ「やってしまった!」と思うLINEの誤爆ですが、相手が上司だとさらに最悪ですよね…。トーク画面の背景を変更したりするなど、未然に防げるようになるべく対策しておきましょう!
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの