防災用品を備えたいと思っても、何から用意すればよいか分からない……という人も少なくないはず。食料はもちろんですが、災害時の困りごとといえば、歯みがきとトイレもそのひとつ。今回は【無印良品】から、非常用の歯みがきシートとトイレセットをピックアップ。コンパクトに備えられる2つの防災アイテムを、実際に試してみました。

水なしで使える歯みがきシート

画像1: 水なしで使える歯みがきシート

【無印良品】「指型歯みがきシート」¥390(税込)

指にはめて、歯や口の中を拭くシートタイプのアイテム。水がなくても使えて、災害時のほかアウトドアシーンでも役立ちそうです。12枚入りで300円台と試しやすい価格。コンパクトなパッケージで、防災バッグにも普段使いのバッグにもすっと収まります。

画像2: 水なしで使える歯みがきシート

約50 × 120mmのシートは二重構造。内側は薄い不織布のような素材で、外側はメッシュ状の加工が施されています。やわらかく程よい厚みがあり、水分もしっかり含まれていました。

気になる使用感は?

画像: 気になる使用感は?

長さがあるぶん指にフィットし、使用中もずれにくい印象。前歯や歯の表面だけでなく、奥歯や裏側も思ったより狙いやすく感じました。歯ブラシのように細かな部分を磨くというより、汚れや不快感が気になるときにサッと拭き取る感覚。香りは爽やかなミント系。刺激はなく、ほんのり甘さがあります。使用後は歯の表面がつるっとし、口の中もさっぱりしました。半信半疑でしたが、歯ブラシを使えない場面で想像以上に頼りになりそうです。

薄くてコンパクトな非常用トイレ

画像1: 薄くてコンパクトな非常用トイレ

【無印良品】「非常用トイレセット(いつものもしも)」¥990(税込)

断水などで水洗トイレが使えないときに、家庭の便座へ取り付ける非常用トイレです。高分子吸収ポリマーが排泄物の水分を吸い取り、固める仕組み。1セットが3日分の目安で、吸水シート15枚と汚物袋5枚が入っています。

画像2: 薄くてコンパクトな非常用トイレ

非常用トイレはかさばるイメージがありましたが、こちらは想像以上に薄くてコンパクト。トイレっぽさを感じさせない、無印良品らしいシンプルなパッケージも好印象です。

説明に沿って使い方を確認

画像1: 説明に沿って使い方を確認

今回は、便座への取り付け方を机の上で再現しました。まず汚物袋を広げて便器全体を覆い、その内側にもう1枚を重ねます。吸水シートを置けば準備は完了。袋は、便座を十分に覆えそうな大きさです。

画像2: 説明に沿って使い方を確認

使用後は新しい吸水シートを重ね、4回ほど使ったら内側の袋を交換します。使用済みの袋は、最後にひとつの袋へまとめる流れです。

300mLの水で吸水力をチェック

画像1: 300mLの水で吸水力をチェック

今回は、1回分の排尿量を想定し、吸水シートへ300mLの水をゆっくり注いでみました。比較的薄いシートで心配していましたが、ぐんぐん吸い取る。注いだ直後は水が残り少し焦りましたが、しばらくするとそれも全て吸収。

画像2: 300mLの水で吸水力をチェック

吸水後のシートの中は、画像のようにふやかした寒天のようなジェル状の粒に変化し、シートを持ち上げても、袋の底に液体は残っていませんでした。同じ袋を数回使うため、次に使うまで袋の口を閉じておくといいかもしれません。使用済みの袋をどこに保管するかも考えておきたいところ。防臭袋や使い捨て手袋も一緒に備えると、より使いやすそうです。

日常で試して「もしも」に備える

画像: 日常で試して「もしも」に備える

突然の災害時は、少しでも迷うことや心配事を減らしておきたいもの。防災用品をそろえるだけでなく、余裕のあるときに一度使ってみることも大切だと感じました。どちらもコンパクトに備えやすいため、何から用意しようか迷っている人は、毎日の生活に欠かせない歯みがきとトイレから見直してみてもよさそうです。

※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
※本記事は、レビュー記事です。商品への評価は筆者の個人的感想です。

Photo by FTN

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