服とバッグに「共通カラー」

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャン装いに一体感をもたらすには、色のトーンを合わせるのが近道です。たとえば、服とバッグの両方に同じ色を使えば、全体がなじみます。すべてを同じ色でそろえる必要はありません。最低1色を「共通カラー」に選べば、自然なつながり感が備わります。
新進気鋭のフランス人アーティスト キャロライン・ヘランの風景画を柄に編み込んだニットのロングドレスが流れ落ちるようなシルエットを描きました。「ロンシャン」を象徴するバッグ「ル プリアージュ® フィレ」はレザーの端材をアップサイクル。ニットドレスの基調色と通じ合うカラーリングが落ち着きを加えています。
バッグでアートを効かせて

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャンアートとファッションの関係が一段と親密になってきました。アートモチーフをバッグに迎えれば、装いのアクセントに。抽象的な柄は合わせる服を選びません。目立ちすぎない小ぶりのモチーフでも、ルック全体にアートテイストが漂います。
エクリュのジャージートップスに、アイボリーのバミューダパンツを合わせたカジュアルシックな装いです。プレッピー感を帯びたコーディネートに添えたのは、アーティストとのコラボレーションで誕生した「ル プリアージュ®」のコットンキャンバストートバッグ。カラフルな風景柄がルックの「差しモチーフ」になっています。
小ぶりバッグで装いをコンパクトに

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャンバッグはサイズ次第でイメージが様変わりします。小ぶりのバッグは装いにすっきりしたイメージをもたらす効果を発揮。比較的タイトな服とのコンビネーションに優れています。かさばりがちな秋冬のスタイリングに役立てたい重宝バッグです。
グレーのセーターにモカ色のジャケットを重ねました。スカートもコンパクトめのシルエットで、上品なルックを演出。「ル スマート」のバケットバッグがミニマル感を引き立てています。なめらかなカーフスキンレザーで仕立てた乗馬ブーツがシャープなレッグラインを印象づけました。
硬軟ミックスで装いに奥行き

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャンか弱く見せない、芯の強さを示すような装いが支持を集めています。好みのさじ加減でタフ感をまとうには、小物や靴が好都合。狙い通りのイメージを呼び込めます。フェミニン系のウエアに交わらせる「硬軟両様」のバランスが、装いに奥行きのあるキャラクターを引き出します。
黒いクレープドレスが流れ落ちるようなシルエットを描き出しました。レオパード柄のスカーフを巻いて、靴もレオパード柄でマリアージュ。携えた「ル カデンス」のショルダーバッグはゆったりとしたフォルムで、装いに落ち着きをもたらしています。ノートパソコンやA4書類がしっかり収まるから、お仕事使いにも好適です。
横長バッグで縦長イメージを強調

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャンバッグにもトレンドがあります。今のブームバッグは「横長」のタイプ。見た目の意外感と、ボディーのスレンダー感を引き立てるイメージが持ち味です。装いのアクセントにぴったり。単調に映りがちな秋冬ルックの鮮度を高めてもらえます。
グリーンのジャージーに、キャメル色のトップスを重ね、ブラックのジャケットで包みました。横長シルエットの「ル プリアージュ® エクストラ」が縦長の装いに変化を加えています。長めのハンドルは肩掛けでも手持ちでも便利。ルックにスパイスを添える絶好の「差しバッグ」です。
バッグで示すおしゃれの「創造的好奇心」

LONGCHAMP 2026-27年秋冬コレクション
出典:ロンシャン「ロンシャン」は1948年にフランス・パリでジャン・キャスグラン氏が創業しました。2026-27年秋冬コレクションのテーマは「CREATIVE CURIOSITY」。クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌ氏は、創造的好奇心に導かれた“現代のパリジェンヌ”が自分らしく今を生きる姿を表現しています。
多彩なバリエーションがそろう「ロンシャン」のバッグは、洗練されたデザインに遊び心が宿ります。持つ人のキャラクターを物語るステートメントピースとして様々なシーンでその人らしさを印象づけてくれそうです。
アウターが目立つ存在となり、着こなしの選択肢が減りやすい秋冬には、バッグがルックのムードメーカーを務めます。ウエアとのバランス次第でいろいろなレパートリーを楽しめるから、秋冬は「バッグ主体」のスタイリングを試してみましょう。
ファッションジャーナリスト 宮田理江

