【Uniqlo U】2025春夏の新作おすすめ3選！ スタイリスト太田恵理さんがピックアップ

いろんな着こなしが楽しめる前開きワンピース

「このワンピースは、洗練されたライトグレーで落ち着いた雰囲気が漂うアイテムです。肩を覆うフレンチスリーブが、気になる二の腕をきれいに見せてくれるのも嬉しいところ。1枚ではもちろん、前ボタンを全開にしてロングジレのように着たり、このように半分くらい開けてボトムスをチラ見せする着こなしも楽しめます。私は、ワンピースよりも淡いライトグレーのパンツで、ワントーンスタイルに仕上げるのが気分です」

共布の細リボンでウエストマークすれば、メリハリシルエットにも。太田さんは、両サイドに垂らしてデザインの一部のようにアレンジ。
「ベルトループにひと結びすると、抜け落ちる心配がありません」

カラーは、このライトグレーのほか、ブラックとライトオレンジもスタンバイ。

シャンとしたコットン素材の衿付きタイプなので、どの色もきれいめに着られます。

旬なバミューダパンツで新鮮バランスを満喫

この春、バミューダパンツが本格的にブレイクしそうな予感。【Uniqlo U】では、デニム素材で展開しています。
「一見ハードルが高そうに感じますが、セットアップ風の着こなしにすると大人っぽい見え方になるので取り入れやすくなると思います。ベーシックなデザインとすっきりとしたシルエットで、どの角度からでもきれいに見えるのも魅力です」

ベージュ以外に、ブルー、ブラック、パープルもアリ。リヨセル混のやわらかデニムで、心地よくはくことができます。

ブルゾンの中に着たのは、上質感を醸し出すスーピマコットンのノースリーブTシャツ。【Uniqlo U】が推している軽やかなレイヤードが楽しめるアイテムのひとつで、太田さんはグレーとクリームを重ねて奥行きのあるスタイルに。

ベージュコーデのアクセント役として、さらには脚長効果も発揮したベルトは、イタリアの老舗、ヴォルピ社の本格レザーを使用。

ベルトの穴が多めなので、体型や性別問わず使えます。

アウターはメンズをセレクト！ オーバーサイズでこなれた着こなしに

お出かけ時の主役になるアウターは、メンズからセレクトした太田さん。
「オーバーサイズでこなれた着こなしができるのがいまっぽいですね。ゆったりとしているので、中に厚手のトップスを着ることもできます。落ち感がいい生地で、着ぶくれの心配も無用です！」

衿についたボタンを留めれば、スタンドカラーにもなります。

色展開は、ブラックとグレーの2色。どちらも、合わせやすい色みで着まわし力も抜群です！

「バッグは、黒のコートに映えるナチュラルカラーに。肩がけや斜めがけをしたとき、しっくりと体になじむ感じが心地いいです」

万能色のナチュラル、ブラック以外に、トレンドカラーのイエローやパープルも！

A4サイズの書類やiPadのようなタブレットも収納できて、見た目以上に大容量なのも便利です。

今回着用しなかった小物で、太田さんが気になっていたのがバケットハット。

「シンプルで合わせやく、アウトドアミックスのキーアイテムになってくれそう！」
特筆すべきは、機能面。小雨程度ならはじいてくれるはっ水加工が施されているほか、紫外線をカットできたり、裏面がメッシュになっていてベタつきにくかったり。強風のときでも安心なコードもついているから、フェスやレジャーのような外遊びをする日にもぴったりです。

カラーは、ブラック、ナチュラル、グレーの3色展開。どの色も使いやすそうで、色ち買いしてしまいそう！

ほかにも取り入れるだけで洒落るアイテムが目白押し

「今回、私はベーシックカラーを中心にコーディネートしましたが、流行色のイエローやパープル、そしてグレイッシュな色みも素敵でした。トレンドのレイヤードスタイルが楽しめるアイテムが多いので、皆さんもぜひチェックしてみてください！」

●太田恵理 Eri Ota
福田麻琴氏に師事後、2025年1月にスタイリストとして独立。WEB「BAILA」、「mi-mollet」、「MORE」のほか、著名人のスタイリングなどで活躍中。自身が手がけているハンドメイドブランド【EMMN】では、モダンなスマホストラップやアクセサリーが人気。

senior writer：Momoko Miyake