2025年SSよりスタートした大人の女性のためのブランド「RITAN」はどんなお洋服が買える? 日本ブランドにこだわりを持つセレクトショップ「STUDIOUS」などを運営するTOKYO BASEが新しい1ページとしてスタートさせたブランド。早速、ディレクターさんにその魅力を伺いました。

TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

画像1: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

ブランドディテクターを務めるのはこれまでUNITED TOKYOのウィメンズを牽引してきた片寄友香さんです。片寄さんはTOKYO BASE社内で最優秀デザイナー賞(MVP)を4度受賞した実力者。片寄さんはこう言います。

画像2: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

片寄さん「自身が年齢を重ねてきた時に、これまで気に入っていた服が似合わないと感じてきました。肩肘張らないスタイリングが心地良くなってきのかもしれません。好きだったブラックスーツコーデも、どこかに抜け感をプラスした着こなしが好みになりました」

【RITAN】がデザインするお洋服には『ありのままの自分自身を愛し、凛とした女性でいられる洋服を提案したい』という想いが込められています。それはデザイナー片寄さんが歳を重ねることに感じることでもありました。

画像3: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

片寄さん「年齢を重ねても【スタイルアップ】という言葉は変わらずに一番大切にしたい言葉です。たとえばオーバーサイズのシャツに合わせるパンツが、トレンドだからといってワイドパンツで本当に良いの?と思うんです。「隠してる×隠してる」ではなく、シルエットにメリハリをつけてあげたい。なのであえてスキニーパンツを合わせる提案をRITANではしていきたいと思っています。スキニーパンツも、とても着心地良く、スタイルアップもできるアイテムに仕上がっているんですよ」

画像4: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

RITANでは、通販だけでなく、実際に路面店に足を運んでもらうことも大切にしています。お客様により寄り添い、より良いスタイリングを提案する場にもしていきたいのだそう。お店の空間作りにも細やかな気配りがされていました。内装を手掛けたのは「NOT A HOTEL」を手掛けたGENERAL DESIGN。イメージしたのは高級なクローゼットだそうです。ハンガーひとつにも拘ってセレクトしています。

画像5: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

片寄さんがブランドで大切にしていることは何でしょうか。

片寄さん「このブランドを立ち上げると聞いた時に、自分が本当に好きなものなんだろうと考えました。その時にスマホのカメラロールを見返したんです。よく撮影していたのが砂浜に打ち寄せる波や、旅で訪れた場所の地層など。ああ、自分は自然界が描く曲線美が好きなんだなと気づきました。なので商品にも、お店の内装にも、優美なアーチを生かして行きたいと思ったんです」

画像6: TOKYO BASEの新ブランド「RITAN」に込めた等身大の気持ち

「RITAN」のお洋服はさりげなくアーチデザインを利かせたものも多い。上の写真のカジュアルなデニムスカートは、曲線の切り替えを取り入れることで女性らしく美しいシルエットを描いています。シンプルな中にも、細かなところまでこだわりが詰まったアイテムがそろっているのです。

「気の利いた」という言葉が大好きです!

画像: 「気の利いた」という言葉が大好きです!

片寄さん「私は”気の利いた”という言葉が大好きなんです。このお洋服は気が利いてるなと言われるのが嬉しいんですよ。例えばこのビッグサイズのシャツなんですけど、ウエストサイドにストラップがついていて、背中側で止めることでシルエットにメリハリをつけて着ることも可能な2WAYです。ざっくりと羽織りたいときなどは、見えないようにこのストラップを内側にしまえる仕様にしています。そして、素材にも拘っているんです。肌触りが本当に良いシルクコットン生地をセレクトしていて、手洗いも可能です。そして、シャツにも曲線をきかせて女性らしく仕上げています。仕立ても生地も日本製なんですよ」

お洋服タグには都道府県名をしっかりと明記しています

画像: お洋服タグには都道府県名をしっかりと明記しています

RITANは全てのアイテムが日本製です。高品質なアイテム、高付加価値なモノづくりをベースに服作りをしているのだそう。なので、商品タグには日本ではなく、「岐阜県」「福島県」など都道府県が記載されているのも特徴です。価格帯はフォーマルなジャケットなどは5〜6万円、日常遣いに便利なパンツやスカートは3万〜4万円など、Tシャツやカットソーなどは1万円台で、手に取りやすい価格帯にもこだわっています。

キレイめテーラードジャケットをスタイルよく着こなすには?

「RITAN」はキレイめスタイルがお得意のブランドです。そこで、ディテクターの片寄さんとスタッフの山口礼華さんに、スタイルよく見えるジャケットの着こなし方を、2025年SSのアイテムを使って紹介してもらいました。

ブラックジャケットはレーススカートを合わせて抜け感をプラス

画像: ジャケット¥61,600、スカート¥37,400(全てRITAN) ritan-tokyo.com

ジャケット¥61,600、スカート¥37,400(全てRITAN)

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片寄さん「このジャケットは、ビジューを程よいバランスで散りばめてキラキラとしているんです。バックオープンで仕立てているのもRITANらしさのあるアイテムです。ずっと楽しんで着ていただけるシンプルなデザインにもこだわりました。合わせたのは繊細なレーススカートです。このスカートは4種類のレース素材を使っていて、1箇所にストレッチ素材を入れることで着心地良く仕上げています」

画像: ブラックジャケットはレーススカートを合わせて抜け感をプラス

ジャケット×シアーシャツをゆるっとレイヤード!スキニーパンツでスタイルアップを

画像: ジャケット¥49,500・シャツ¥26,400・パンツ¥25,300 ritan-tokyo.com

ジャケット¥49,500・シャツ¥26,400・パンツ¥25,300

ritan-tokyo.com

こちらはスタッフの山口礼華さん。ウールジャケットのINにはレモンイエローのシアーシャツをレイヤードさせ、インナーは透け感のあるトップスを合わせたトレンド感のあるスタイリングです。程よい肌見せで大人でも着やすいコーディネートです。

片寄さん「ウールのジャケットは裏地にキュプラを使用して肌当たりよくあげているのがポイントです。シルエットはカーヴィに仕上げ、裾はシアー素材をドッキングしていて女性らしさを引き立てます。合わせたパンツはストレッチ性のあるストレートパンツでシルエットにメリハリを出してスタイルアップを。ハイウエスト設計なので美脚効果も抜群です」

画像: ジャケット×シアーシャツをゆるっとレイヤード!スキニーパンツでスタイルアップを

生地選びから縫製まで、お洋服ひとつひとつに詰め込まれたこだわりを感じることができる大人のためのブランド「RITAN」。シンプルなデザインながらも、実は洗える素材を使っていたり、肌触りにとことんこだわっていたり、折り返した袖にもデザインが入っていたり、シルエットが綺麗だったり、お洋服1点1点に、着る人を高揚させる要素が詰まっています。ぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

Photograph:川本史織

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