【FTNライター見聞録】女はつらいよ─本記事は当メディアに寄せられた女性読者やライター陣の声を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。
親戚の集まりの席で「パート勤務なんて責任もなくておままごとみたいなもの」と知人の働き方を馬鹿にしてきた義兄。そんな義兄に人手不足の職場に一日短期バイトとして来てもらったところ、過酷さに耐えかねて逃げ出したお話。
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「パートはおままごと」と見下す義兄を物流の短期バイトへ。あまりの過酷さに謝罪された話

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義兄からの心ないマウント発言

ある日、親戚の集まりでのことです。夫の実家で親族が集まって食事をしていた際、大手企業で正社員として働く義兄が、私の働き方について話題にしました。私が普段パートとして物流センターで働いていると話すと、義兄は鼻で笑いながら「パートなんて気楽でいいよな。ノルマもないし責任も軽い、誰でもできる単純作業のおままごとみたいなもんだろ?」と、大勢の前で馬鹿にしてきたのです。

心無い言葉に隠された現実

夫や他の親戚の手前、私はその場では作り笑いでやり過ごしましたが、内心は怒りが収まりませんでした。私が勤めている職場は、正確さとスピードが求められる過酷な現場であり、決して「誰でも簡単にできる楽な仕事」などではありません。ちょうど職場で深刻な人手不足から短期のアルバイトを募集していたこともあり、私は笑顔を崩さずに、義兄にこう提案しました。「そんなに気楽で簡単な仕事だと思われるなら、今度うちの職場で一日だけ短期バイトとして働いてみませんか?」

余裕の表情で始まったアルバイト

「いいよ、そんなのすぐ終わるだろ」と、義兄は軽い気持ちでその短期バイトを引き受けました。そして迎えた週末、義兄は私の勤める物流センターにやってきました。最初は「よろしくね」と余裕の笑みを浮かべていた義兄でしたが、仕事が始まってわずか1時間でその表情は一変することになります。次から次へと流れてくる商品のバーコードを素早く読み取り、キッチリ仕分けして規定の数に合わせるスピード作業に、義兄は全くついていけません。

体験者の声

立ちっぱなしの姿勢で重い荷物を扱い、分刻みのスケジュールで動く現場の過酷さに、義兄は汗だくになりながらミスを連発。休憩時間になる頃には、朝の威勢が嘘のように足を引きずり、顔面蒼白でぐったりと疲弊しきっていました。終業後、義兄はすっかり小さくなった声で「こんなにハードで責任重大だと思わなかった……。バカにしたようなことを言って本当に申し訳なかった」と私に頭を下げて謝罪しました。それ以来、義兄が私の職業やパートという働き方に対して軽口を叩くことは二度となくなりました。

【体験者:40代・女性、パート、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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