
一人暮らしの義母
私は、子どもたちがすでに独立しているため、夫と2人暮らしをしています。
数年前に義父が急逝したことで一人暮らしになった義母の身の回りの世話などを、最近は頼まれるようになっていました。
血圧に異常がある義母は、通院のたびに私を呼びつけます。
さらに、ちょっとした買い物などにも「車出して」と言うようになりました。
こちらの予定も聞かず「少し埃っぽいの。掃除してくれない?」など、当日に呼び出されることもしばしば……。
夫に愚痴っても「それぐらいいいだろう」と相手にされない状態が続いていたのです。
不審な書留
ある日、私が自宅にいると、夫宛の書留が届きました。
封筒にはY銀行のロゴと『重要』という赤文字が印刷されていました。
夫はY銀行に口座を持っていなかったはず。
不審に思った私は、夫の帰宅後に内容を尋ねると「Y銀行のことで……」と一言。
直感で何かあるかもしれないと感じました。
義母と夫の秘密
はっきりしない夫をさらに問い詰めると、義母が生前贈与のお金を振り込むのに開設した口座であることがわかりました。
我が家で金銭の管理をしているのは私です。
なぜ黙っていたのかと夫に尋ねると「母さんからお前には言うなって言われてた」とのこと。
「あの人は信用できないから」と言っていたことがわかり、私は堪忍袋の緒が切れました。
以前から義母には、裕福ではなかった私の実家を見下すような言動があり、私に対しても「お金にうるさい」などと言うことがあったのですが、仕方がないことだとあきらめていたのです。
私の決意
私は夫に「これまではあなたの親だからと思って文句言わずにやってきたけど、そこまで言われるのであればもう何もしない」と宣言しました。
私に黙っていた夫に対しても腹が立っていたのは事実です。
「お義母さんの面倒が見たいなら、あなたがどうぞ」と言うと、夫は平謝り。
次の日、いつものように義母から「ちょっと車出してくれない?」という連絡が入りました。
私は「信用できない人間の運転はやめた方が良いですよ」と言い、電話を切ったのです。
体験者の声
私は、今まで一生懸命やってきたことに感謝されるどころか、信用できないとまで言われたことに愕然としました。
それを黙っていた夫にも不信感しかありません。
ここまで貶められるのであれば、離婚も視野に入れた方が良いのかもしれないと思っています。
【体験者:50代女性・フリーランス、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


