作り置きも子どものおやつも平らげてしまう、食欲旺盛夫に困ったA子さんは――?

翌日の作り置きも子どものおやつも完食する夫。頭を抱えた妻の『賢い防衛策』に「絶対秘密にしないと」
夫の胃袋は、ブラックホール
うちの夫は、食欲が旺盛すぎるほど旺盛です。
翌日のおかずにと作り置きしておいた料理も、気づけば夜中に平らげ、朝には空っぽ。
それだけならまだしも、子どものために買っておいたプリンやアイスまで手を付けて「あ、食べちゃった」と、悪びれもしません。
もちろん、お腹いっぱい食べてほしいですし、節制を強制するつもりはないんです。
毎食、炊飯器いっぱいにご飯を炊きますし、おかずも多目に作るよう心掛けています。
それでも、夫の胃はまるでブラックホールのよう。
食料があればあるだけ、食べてしまうのです。
「これは、どうにかしないと」
「明日の分だから残しておいてね」
「これは子どものおやつだからね」
何度そう伝えても、効果はなし。
冷蔵庫を開け、目当てのものが消えていると「またか」とため息が出ます。
楽しみにしていたおやつがなくて、子どもが泣いてしまったことも、一度や二度ではありません。
私のストレスは、日に日に募っていきました。
かといって、真正面から向き合っても、夫は「そんなに怒らなくても」と、どこ吹く風。
あまり強く言えば、喧嘩に発展してしまうのも困りものです。
「これは、どうにかしないと……」
秘密の作戦
私は、思い切った作戦に出ることにしました。
夫に内緒で小さな冷蔵庫を購入し、普段使っていないゲストルームに、こっそり設置したのです。
食べられて困る作り置きや子どものおやつは、すべてこの「隠し冷蔵庫」で管理することに。
こうすれば、夫もさすがに手が出せません。
灯台下暗し、まさかゲストルームに冷蔵庫があるなんて、思いもしないでしょう。
体験者の声
この作戦は大成功。
キッチンの冷蔵庫を漁られても、もう大丈夫。
子どもの大切なプリンも、翌日のおかずも、彼の胃袋に消える心配はありません。
夫もあきらめたのか、最近では自分でお惣菜を買ってくるように。
そんな姿を見ると、なんだかかわいそうに思えることもあって、たまには「これ、食べていいよ」とおすそ分けしています。
「あれ、こんなのあったっけ?」と首をかしげながらも、喜ぶ夫の顔を見ると、思わず笑ってしまうのでした。
もっとも、全部平らげられては元も子もないので、これからも「隠し冷蔵庫」の存在は、絶対に秘密です。
真正面からぶつかって喧嘩をするより、ちょっとした工夫をすることが、家庭円満の秘訣なのかもしれませんね。
【体験者:40代女性・兼業主婦、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


