筆者の友人・Y乃は10歳になる孫をとても可愛がっていました。気がかりだったのは、孫へのプレゼントの金額を毎回確認してくる嫁。ある年、いつもより安い品を贈ると文句を言われたそうです。
画像: 「今年はずいぶん安物ですね」孫へのプレゼントに不満を漏らす嫁 →「何が」孫が放った一言に硬直

プレゼントの金額

私は夫と2人暮らし。息子夫婦とは車で30分ほどの距離に住んでいます。
10歳になる孫は私たち夫婦にとって目に入れても痛くない存在。
誕生日やクリスマスには、多少高価でも孫が欲しがっている物をプレゼントしていました。

ただ、少し気になっていたのは、プレゼントの金額を必ず嫁から聞かれること。
遠慮しているのかと思い「気にしなくていいのよ」と答えてはいたのですが、あまりにもしつこく聞かれる理由が分かりませんでした。

安価なプレゼント

孫が小学生になると、以前にも増して嫁はプレゼントの金額を気にするようになりました。
驚いたのは「プレゼントにしては安いですね」などと言うようになったこと。

私は違和感を覚えながらも、孫の欲しがるプレゼントを用意していました。
ゲーム機やクラブチームで使うスポーツ用品など、安価な物ではありませんでしたが、孫が喜んでくれれば……と思っていました。
しかし、今年の誕生日は夫の入院で出費が重なったため、孫が欲しがっていた少し値段の安いカードを贈ることにしたのです。

孫の一言

欲しかったプレゼントに孫は大喜びしたものの、嫁はすぐに値段を調べたらしく「今年はずいぶん安物ですね」と不満気な様子でした。

「お父さんの入院があったから。ごめんなさいね」と謝ると、それを聞いていた孫が「僕が欲しかったカードなのに、何がダメなの?」と嫁に一言。
孫の素直な一言に、嫁は何も言えなくなりました。

本当に大切なこと

後日、嫁から謝罪の連絡が入り「自分の親とプレゼントの内容や金額を比較していた」と理由を教えてくれました。
「僕が欲しかったカードなのに、何がダメなの?」という一言にハッとさせられたとか。
それ以降、プレゼントの金額について文句を言われたことはありません。

私も「孫のためだから」と高価なものを贈る必要はなかったと反省しました。
それからはプレゼントの金額にこだわらず、孫と一緒の時間を楽しむことを大切にするように心がけています。

筆者の見解

祖父母は孫を喜ばせたい気持ちから、知らず知らずのうちに無理をしてしまうこともあるかもしれません。
孫の素直な一言が、周囲の人間に『本当に大切なもの』を気づかせてくれたんだと感じたエピソードでした。

【体験者:60代女性・パート、回答時期:2026年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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