今回は、夫の言葉を当然のように受け入れていた筆者の友人が、同僚のひと言で自分の思い込みに気づいたエピソードをご紹介します。
画像: 「俺の3分の1しか稼いでないだろ」ジム通いを猛反対する夫 → 同僚の【ひと言】にハッとした

少しずつ生まれた心のゆとり

2人の子どもを育てながら、時短勤務をしている私。仕事に家事、育児と、長い間自分のことを後回しにする毎日でした。

しかし、子どもの成長とともに少しずつ手が離れ、ようやく私自身のために使える時間も増えてきました。

そこで、運動不足の解消とリフレッシュを兼ねて、以前から気になっていたジムに通いたいと思うようになりました。

私の希望に猛反対

「来月からジムに通おうと思う」

軽い気持ちで夫に伝えたところ、返ってきたのは思いがけない言葉でした。

「そんなの必要ないだろ。運動したいなら近所を走ればいい。そのお金があるなら子どもに使ったほうが建設的だ」

夫が家計を支えてくれていることには感謝しています。それでも、家事や育児をしながら働く私にも、働いて得たお金でリフレッシュする時間くらいあってもいいと思いました。

収入の差を持ち出され

「自分で払うんだからいいでしょう?」

そう食い下がると、夫は険しい表情で言いました。

「俺の3分の1しか稼いでないのに、おまえに選ぶ権利はない」

想像以上の迫力に圧倒され、何も言い返せませんでした。

悔しいのに「実際、私は収入が少ないし……」という思いもよぎります。いつしか「仕方ないのかもしれない」と、受け入れかけていました。

同僚の言葉で気づいた大切なこと

後日、職場の同僚にこのことを話すと、彼女はキョトンとした顔で言いました。

「でも、家事と育児は年収に入ってませんよね?」

そのひと言にハッとしました。

時短勤務なのは、家事や育児を担う時間が必要だから。それなのに私は「稼いでいないから」と、やりたいことまで諦めようとしていました。

夫の収入に感謝することと、選択まで夫に委ねることは別なのだと、ようやく気づいたのです。

体験者の声

その後、「家事や育児にも時間と労力がかかる。だから私にもリフレッシュが必要なんだよ」と改めて伝えると、夫もようやく納得してくれました。

今回の出来事で、収入の差だけでこれまでの頑張りまで小さく考える必要はないと気づきました。これからは自分を後回しにせず、もっと堂々と生きていきたいと思います。

【体験者:50代、女性、時短勤務、回答時期:2026年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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