
Yちゃんへの叱責
友人のRさんが、夫の実家に子どものYちゃんを連れて家族で泊まりに行った時の話です。
その際に義母が、Yちゃんの食事マナーが悪いと言い出し、食事の場でYちゃんを強く叱責する事が続きました。
Yちゃんは次第に食欲が落ちてしまい、お腹を下したり、精神的に不安定な様子を見せる様になっていきます。
動かない夫
そうした義母とYちゃんの様子をその場で見ているのに夫は何も言ってくれず、自分の実家だからと、だらだらと過ごすだけでした。
Rさんは「このまま帰宅日まで何もしなくていいのだろうか……?」と悩みました。
夫に相談しても「俺もそうだったから気にするな」と言うばかり。
Yちゃんの事を考えると、Rさんは心が痛みます。
帰宅の決断
Rさんは思い切って、Yちゃんを連れて義実家を出て自宅に帰る事にしました。
義母からは「子どもの事で逃げたんだね。あんたも我慢が足りない!」と言われましたが、それでもRさんは、日に日に元気がなくなっていくYちゃんの様子を目の当たりにしていたので、Yちゃんの気持ちや体調を大切にしたかったのです。
Rさんは、帰宅後、子育て相談センターに相談してみる事にしました。
相談先で言われたのは、「お子さんの為にも義実家に行かなくていいと思います。お孫さんが来なくなる事で、お義母さんも反省するでしょう」という言葉でした。
その後、夫が義実家からYちゃんに、と玩具をもらってきましたがRさんはそのまま何も言わず放置しておく事にしました。
Yちゃんは、少しずつ元気を取り戻し、回復していきました。
筆者の見解
「義母から評価される事よりも、目の前のYちゃんの状態を優先する」
それがRさんの選択でした。
逃げる事と、子どもを守る為に離れる事は同じではありません。
Rさんの母親としての選択が、Yちゃんを救う事に繋がったのだと思います。
【体験者:40代・女性パート社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


