安定した会社を辞めて夢だった仕事に転職したいと考えるも、母から猛反対! 母の心配を『自分を信用していない』と受け取っていた知人女性が、数年後その理由を知ることに──。
画像: 転職 → 給料日なのに振り込まれない。「ほら」冷戦状態だった母が密かに進めていた『ある準備』に涙

転職を反対される

30歳の誕生日を迎え、長年勤めた会社を辞めて数年前から興味のあったIT関連の会社へ転職しようと一念発起したときのお話です。

自分のなかではかなり決意が固まっていたものの、母にも転職活動をする前に一度話しておくことに。

母はいつも私を応援してくれていたこともあり、今回も背中を押してもらえると思っていました。

でも、いざその決意を打ち明けると、母からはまさかの猛反対!

「今の会社を辞めるなんてもったいない」
「お願いだから考え直して」

最終的には私の話を遮り、
「この話は聞かなかったことにする」
とまで言われ、『お母さんは私のことを信用していないのね!』と腹が立ちました。

いざ転職すると?

そのまま母とは微妙な関係になってしまったものの、結局転職を決行した私。

転職当初は仕事も楽しくやりがいも感じられて、日々が充実していました。

母から心配の連絡が何度もありましたが、
「ほら、元気にやっているから大丈夫」
「お母さんは心配性すぎるよ」
と明るく返していた私。

でもだんだんと会社の経営が悪化して給料が遅れるようになり、次第に不安を抱えるようになっていったのです……。

母がくれたもの

そんなある日、母が突然、
「これ、使って」
となんだか分厚い封筒を差し出してくれました。

中身は、私が転職した直後から母が少しずつ貯めていたというお金。

「あなたには幸せで安定した暮らしを送ってほしくて」
「転職先で何か嫌なことがあって辛い思いをしてほしくなかったの」

母は転職を考えていた当時、頭ごなしに反対したことを謝罪しつつ、母として娘を想っての言葉だったと伝えてくれたのです。

良好な関係へ

そんな母の大きな愛情に気づき、大泣きした私。

その後、別の会社へ再転職となったものの、『挑戦してよかった』という気持ちは変わらず、母にも自分の考えや悩みを以前より素直に話せるようになりました。

体験者の声

子どもの挑戦を心配するあまり、
「やめなさい!」と親はついつい強く反対してしまうこともあるようです。

子どもからすると反対されれば反発したくなることもありますが、なんでも応援してくれるわけではなくその猛反対も親の愛情なのだと気づかされた私。

挑戦する子どもと心配する親の両方の気持ちを大切にしたいと思えた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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