
LINEでのやりとり
帰省中、親戚のOさんとLINEでやりとりし、もしお互いに予定が合えば会おうという話になりました。
私は「せっかくだから私の実家だけではなくて、近所にある伯父の家にもお線香をあげに行って、その後時間があれば、一緒にお茶でもしようか」くらいの軽い気持ちだったのです。
父と姉の豹変
ところが、父と姉の反応は全く違っていました。
父からは「相手はお金持ちのお家の奥さんなんだ! それに見合ったランチを用意しないと!」
姉からは「やっぱり懐石料理とかの方がいいんじゃない! 失礼のないようにしなさいよ?」
更には、二人口を揃えてこう言い出しました。
「そんないいお店で子供が食事しているところなんて見た事ない! 子供達はどうするんだ?」
「そんなに親しくしている人ではないのに勝手にそんな約束しないでよ! 来られた方が気を遣うじゃないの!」
私はただ親戚に会うと言っただけで、国賓を招待したわけでもありません。
何故、父と姉がOさんと私が会う事に口出しをしてくるのかわからず、戸惑ってしまいました。
すれ違い
私がOさんと会う際に考えていたのは、昔からの知り合いが営むコーヒーと紅茶の専門店での気軽な会食です。
サンドイッチ等もある、雰囲気のよい小洒落た喫茶店。
そちらの店主には「子供達や親戚を連れて行っても大丈夫ですか」と事前に確認し、快諾をもらっていました。
それでも父と姉は「相手はお金持ちなんだから、恥ずかしくないように」を繰り返します。
親戚付き合いって、ランチの価格帯で人間性を査定するものになったのでしょうか……?
筆者の見解
私は、久しぶりに会うOさんとお互いが気分良く過ごせるなら、それで十分だと思っています。
お金持ちであってもなくても、お茶を飲みながら話すひと時に変わりはないはずです。
それなのに、相手の財力や社会的地位ばかりを気にして、父と姉が勝手に緊張している事が不思議でなりません。
親戚に会うだけのはずが、なぜか国賓の接待の様になってしまうのです。
私が望む人間関係は、親戚外交ではなく、普通の人間関係だと気づかされた出来事でした。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


