夫がまさかのタイミングでゲームを始めたことで、朝の支度は大混乱。思わぬ反撃で空気が変わった出来事です。

父子の楽しみと、私のモヤモヤ
夫はゲームが大好き。子どもが年少と年長になってからは、時間を見つけては一緒に遊ぶようになりました。
私は「小さいうちからゲームづけにしたくない」と考え、正直あまり乗り気ではありませんでした。 それでも休日に親子で楽しむ程度なら、と見守っていたのです。
玄関目前で足止め
平日の朝のこと──。
朝食の片付けをしながら子どもたちを着替えさせ、忘れ物がないか確認するなど、大忙しでした。
「はい、靴履いてー!」子どもたちが玄関へ向かおうとした、そのとき──。
夫がおもむろに、ゲーム機の電源を入れたのです。
(え、今!?)思わず二度見しました。
出発前のハプニング
「あ、ゲームだ!」
玄関へ向かっていた息子たちは、ピロンという起動音に反応して一斉に方向転換。夫の周りへかけより、「見せて!」「やりたい!」と大興奮です。
夫は「ほら、ここ押してみ?」「うまいじゃん!」と得意げ。
「今から保育園行くんだよ!」と大きめの声で注意をしました。
それでも彼らはゲームに夢中で、こちらの声は届きません。何度呼んでも動かず、イライラが募りました。
「なんで今ゲームを始めるの? 行く時間だってわかるよね!」と夫に強めに伝えました。
ところが彼は悪びれる様子もありません。それどころかまさかのセリフを放ったのです。
我慢の限界で伝えた本音
「今日はお互い在宅で仕事なんだから、そんなに急がなくてもいいじゃん」
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが切れました。
「だったら送迎お願いね。それから食器を洗って、洗濯物も干してね。私はその後の家事まで考えて急いでるの。全部やってくれるなら、今ゲームをしてもいいよ。でも、遅刻だけはさせないでね」
そう伝えると、ハッとした表情を見せました。朝の数分が、その後の家事や仕事まで影響することに気付いたのかもしれません。
体験者の声
子どもとゲームを楽しむこと自体を悪いとは思いません。
でも、タイミングひとつで家族全員の予定が大きく変わることもあります。
朝の5分は、私にとってただの5分ではありません。家事や育児は、目の前のことだけでは終わらない。その先まで考えながら動く毎朝の慌ただしさを、伝えられた出来事だったように思います。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


