社会人になってから「もう一度学びたい」と思い始めたA子。しかし、周囲の反応は厳しく……?!
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もう一度学びたい!

私は高校卒業後、進学せずに就職しました。

働き始めた当初は毎日をこなすだけで精一杯でしたが、年数を重ねるにつれ、だんだん自分の知識不足を痛感する場面が増えていきました。

「もっと専門的なことを学べたら、仕事の見え方も変わるかもしれない」
そんな思いが日に日に大きくなり、ついに大学進学を目指すことを決意!

仕事を続けながら受験勉強を始め、学費を自分で賄うために毎月少しずつ貯金を続けていました。

夢を笑われたあの日

その話を、親族の集まりで何気なくしたことがありました。

すると叔父が、
「今さら大学なんて意味あるの?」
「そのお金があるなら結婚や老後のために使ったほうがいいよ」
と笑いながら言ったのです。

その場には苦笑いが広がりました。
味方をしてくれると思った母も困ったような表情を浮かべるだけで何も言ってくれません。

急に恥ずかしくなってしまい、「やっぱり私の考えは現実離れしているのかな」と、自分から夢を口にしたことまで後悔してしまいました。

祖父が背中を押してくれた

すると、重たい空気の中、それまで黙って話を聞いていた祖父が静かに口を開いたのです。

「学びたいと思った時が、その人にとって一番いいタイミングなんだよ」

そして親族に向かって、「挑戦を笑うより、応援する家族でありたいものだな」と穏やかに続けました。

その場はしんと静まり返り、叔父もそれ以上何も言いませんでした。

後になって知ったのですが、祖父は、私が仕事を終えてから毎晩勉強していたことも、学費のために貯金を続けていたことも、私の両親から伝え聞いて知っていたそうです。

祖父の言葉で、胸につかえていた不安や恥ずかしさが、少しずつほどけていくのを感じました。

踏み出してよかった

私は迷いを振り切り、自分の意志に従って受験に挑戦することにしました。

仕事と学業の両立は想像以上に大変で、眠気と戦いながらテキストと睨めっこした夜も何度もあります。

それでも、希望していた大学に合格し、新しい学びを始められたとき、「諦めなくて本当によかった」と心から思いました。

以前は否定的だった親族も、私が楽しそうに学ぶ姿を見てからは、何も言わなくなりました。

体験者の声

あとから振り返って、本当に後悔するのは、「挑戦しなかったこと」なのではないでしょうか。

周りの声に迷う日があっても、自分が心から「やってみたい」と思えた気持ちは、大切にしていいのだと、祖父が教えてくれました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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