何でもママがやって当たり前! こんな家庭で、もしママが倒れたとしたら──?
筆者の知人の体験談です。
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「ママお願い」が当たり前だった毎日

筆者の知人のAさんは、小学生の子どもを育てる専業主婦。専業主婦なので家事は自分の仕事と考えていたAさん。

料理や洗濯、掃除はもちろん、学校の準備や家族の身の回りのことまで、家のことはほぼすべてAさんが担当していました。

「ママ、お茶お願い」
「ママ、これどこ?」

夫も子どもも何かあるたびにAさんを頼るのが当たり前。Aさん自身も家族を頼るより「私がやったほうが早い」と思って動いているうちに、「ママお願い」は家族の口癖になりました。

私が倒れたら家の中は大混乱

ところがある日、Aさんは高熱で寝込んでしまいます。

すると、夫は洗濯機の使い方が分からず、子どもも翌日の学校の準備ができません。冷蔵庫の中に何があるのかも分からず、部屋は散らかる一方。普段は当たり前に回っていた生活が、一気に止まってしまいました。

寝室でその様子を見ながらAさんは、「私が全部やるのが普通になりすぎていたんだ」と気づいたのです。

家族会議で役割分担を決めた

体調が回復した後、Aさんは家族会議を開きました。

夫にはゴミ出しと食器洗い、子どもには学校の準備や洗濯物を畳むことなど、それぞれ役割を決め、「分からないことは聞いてね。でも、まずは自分でやってみよう」と伝えます。

最初は戸惑っていた家族も、少しずつできることが増え、「ママお願い」と言う前に自分で動く場面が増えていきました。

体験者の声

今では夫も子どもも自然と家事を分担し、Aさんだけに負担が集中することはなくなりました。

夫からは「毎日こんなにやることがあったんだね」、子どもからは「ありがとう」と感謝の言葉が出るように。

「自分がやるもの!」と思い込んでいた家事ですが、それでは自分に何かあったときに大切な家族が困ってしまいます。

家事は、一人で抱え込むものではありません。家族みんなで協力することで負担が減るだけでなく、お互いの大変さを知り、感謝や思いやりも育っていくのかもしれませんね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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