知人から聞いたお話です。夏休み、家で過ごすことになった息子がやらかしたこととは──?
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夏休みは学童保育に行かせないことに

筆者の知人のAさんには息子がいます。息子の小学5年生の夏休みは「高学年だから大丈夫だろう」と、学童保育には通わせず、Aさんの仕事中は自宅で留守番をさせることにしました。

Aさんが心配だったのは猛暑の中、息子が熱中症にならないかということ。

外で遊ぶなら熱中症には十分気を付けること、水分補給を忘れないことだけは何度も伝えてAさんは仕事に出かけていました。

ところが数日後、帰宅したAさんは思わぬ光景を目にします。

わが家が子どもたちの休憩所に

リビングには見知らぬ子も含め、10人以上の子どもたちが大集合。ジュースを飲んだり、お菓子を食べたりして思い思いに過ごしていました。

驚いたAさんが事情を聞くと、息子は「外で遊んでて暑そうだったから『うちで休めば?』って声をかけた」と一言。

最初は数人だったものの、「あの家で休めるらしい」と友達の間で広まり、毎日のように大勢の子どもが集まるようになっていたのです。

優しさだけでは済まされない

もちろん息子に悪気はありません。熱中症について口うるさく言われていた息子は、友達が熱中症になることを心配し、優しさから家に誘ったのでした。

しかし、Aさん宅のジュースやお菓子はあっという間になくなり、中には親に何も言わず遊びに来ている子もいました。

「もし家の中でケガをしたら。熱中症になったら。アレルギーがあったら……」

考えれば考えるほど、預かっているつもりはなくても、何かあれば責任を問われることになる事態だとAさんは不安になりました。

子どもの優しさを守るためにも

Aさんは近所の保護者に事情を説明し「今後は家で遊ばせることはできません」と伝えました。

そして息子にも、「困っている子を助けたい気持ちは大切。でも、家に人を呼ぶ前には必ず相談してね」と話しました。

子どもの優しさは大切にしたいものですが、家庭にはそれぞれ事情があります。善意だけでは解決できないことがあるからこそ、大人がルールを決めてあげることも必要なのだと感じさせられる出来事でした。

筆者の見解

夏休みは子ども同士で行動する時間が増えます。思わぬトラブルを防ぐためにも、家庭で改めて約束事を話し合っておきたいものですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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