「家事は産後6日後から」と言う夫に、筆者が産後の体の実態を伝えたら……!?
画像: 出産後6日目の私に家事を任せる夫。「もう全快だからよろしく!」夫を改心させた『助産師の一言』は?

出産から3日、退院後も3日休んで

出産で3日間入院し、退院後もさらに3日間、家でゆっくりさせてもらっていました。会陰切開の傷はまだ引きつるように痛み、座っているだけでも冷や汗が出るほど。

そんな私に、夫が笑顔でこう言いました。 「入院3日、家で3日休んだんだから、もう全快だよね。家事お願いね」

「みんなそんなもんでしょ」に耳を疑った

合わせて6日「休んだ」とはいえ、体は出産前とはまるで違います。悪露は続き、傷も塞がっていません。

それでも夫は 「みんなそんなもんでしょ」 の一点張り。断れない空気に押され、私はその日から洗濯、食事の支度をこなす日々を送ることになりました。

無理を重ねた3日後、起き上がれなくなって

そして無理を重ねた3日後の朝、傷の痛みで私は起き上がれなくなってしまいました。

慌てて産院に電話し、診察に来てくれた助産師さんに事情を話すと、彼女の表情がさっと変わりました。 「産後の体は、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを負っているんです。全身打撲や大ケガをした状態と同じで、回復には最低1〜2ヶ月。それを6日で『全快』なんて、医学的にありえません」

体験者の声

その一言を伝え聞いた夫は、しばらく黙り込んでしまいました。 「大袈裟」だと思っていたのは、自分が何も知らなかっただけだったのです。産後の体がどれほどのダメージを負っているか、想像すらしていなかったのでしょう。

それ以降、夫は家事を率先して担うようになり、産後の体について自ら調べるようにもなりました。今では友人が出産すると、「産後は最低でも1〜2ヶ月は安静にさせてあげて」と自分から声をかけるほどに変わったそうです。

あの時倒れていなければ、今も分かってもらえないままだったかもしれません。知識の差が、夫婦の溝を生むこともあるのだと痛感した出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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