こんな結末になるなんて──。仕事中に遭遇した喧嘩の行方に、思わず目が離せなくなった筆者の体験談です。
画像: 「やんのか!」「名刺見せろ!」叫ぶ男たち。名刺交換したら → 喧嘩がピタッ。その理由に「笑った」

外から聞こえてきた怒鳴り声

在宅で仕事をしていた、ある日の昼間のことです。

突然、家の前から男性二人の大きな声が聞こえてきました。

「スマホ見ながら歩いてたのはお前だろ!」
「ケガさせといて、何言ってんだ!」
「やんのか!」
「ビビってんじゃねえよ!」

窓を開けなくても聞こえるほどのボリューム。
最初は「そのうち収まるかな」と思っていたものの、怒鳴り声はどんどん激しくなっていきました。

「警察を呼んだほうがいいのかな」

そんなことを考えながらパソコンに向かっていても、意識は完全に外へ向いてしまいます。仕事に集中したいのに、気になって仕方ありませんでした。

「名刺見せろ!」まさかの展開に

すると今度は、

「弁護士立てるからな! 名刺見せろ!」
「あぁ! お前も出せよ!」
「写真撮るからな!」
「撮れよ!」

というやり取りが聞こえてきたのです。

「弁護士」という言葉まで飛び出し、いよいよ大事になるのではないかと落ち着かない気持ちになっていました。

ところが、その直後です。

名刺交換で空気が一変

「……なんだ、同業者じゃねえか」

その一言をきっかけに、お互いの声のトーンがガラリと変わったのです。

「なんだよ、仕事ちゃんとやってんじゃねえか」
「お前もだろ。こんなことで騒いでる場合じゃねえよ」

ついさっきまで一触即発だったとは思えないほど、その場は落ち着きを取り戻しました。

体験者の声

なんと、二人は同業者。お互いに名刺を見せ合ったことで、一気に冷静さを取り戻したようでした。

まさか、殴り合い寸前に見えた二人が、名刺交換をきっかけに喧嘩を収めるとは思いもしませんでした。

本人たちは少し気まずそうでしたが、そのあまりにも急な展開に、私は思わず苦笑い。

結局、一番振り回されていたのは、仕事そっちのけで彼らのやり取りを気にしていた、私だったのかもしれません。

二人はいったい何の仕事をしていたのか、今でも時々、ふと思い出しては気になってしまう出来事です。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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