子どもの安全のために決めたフェンス設置。まさかこんなトラブルのきっかけになるとは思いもしませんでした──。
画像: 隣人「あなた、家にフェンス立てないで!」なぜ? 近所迷惑はウソ!【本当の狙い】に「信じられない」

子どもの安全のため

我が家の前の道は車通りが多く、歩き始めたばかりの息子が誤って庭から飛び出してしまわないか心配だった私は、敷地の周囲にフェンスを設置することにしました。

もちろん工事は自分の敷地内だけで行うもので、境界線や法律上の問題がないことは事前に業者へ確認済み。

ところがある日、隣の奥さんが突然訪ねてきて「フェンスを作るって本当?」と強い口調で聞かれたのです。

理解できない反対理由

私がフェンス設置の事情を説明すると、「圧迫感がある」「近所迷惑よ」と不満ばかり並べられました。

その後も顔を合わせるたびに、「お宅だけ好き勝手して」「ご近所付き合いを考えてないのね」と嫌味を言われ続けました。

私たちは自分たちの敷地内で、子どもの安全を守るための工事をするだけです。
夫も「どうしてそこまで反対するんだろうな」と首をかしげるばかり。

理由がまったく分かりませんでした。

本当の狙いが判明

ある日、フェンス工事の業者さんとの打ち合わせ中に「そういえば隣の方が、ここを通れなくなるから困るって話していましたよ」と聞かされました。

最初は意味が分かりませんでしたが、ふと思いついて防犯カメラを確認すると、驚きの事実が判明。
なんと、隣人一家は日常的に我が家の敷地を横切って近道にしていたのです。

それだけでなく、自転車を勝手に置いたり、お客様の車まで我が家の敷地内に停めたりと、私たちの留守を狙ってまるで自宅の一部のように使っていました。

さすがに問いただすと、「今まで何年も通れていたじゃない」と悪びれる様子もありません。

ついには「土地は使わないと勿体ないでしょ」とまで言われ、まるで我が家の敷地を共有スペースか何かだと思っているようでした。

境界線の大切さ

もちろんフェンスは予定どおり設置しました。

隣人は最後まで「じゃあこれから遠回りしなきゃいけないの?」と開き直り、不満そうでしたが、フェンスの完成後はさすがに敷地へ入ってくることもなくなりました。

最初は「圧迫感」が理由だと言われていましたが、本当は自分たちが自由に使えなくなるのが困るだけだったのです。

筆者の見解

必要な境界線を引くことは冷たいことではなく、お互いが気持ちよく暮らすためにも大切なのだと実感した出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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