
夏休みと在宅勤務が同時にスタート
小学生の子どもたちが夏休みに入ったとたん、夫も2週間ほど在宅勤務になったときのことです。
最初は「家族がそろって、楽しい夏休みになりそう!」と思っていました。
しかし、5日も経つとじわじわと疲弊してきた私。
夫が仕事をするときは自分の部屋で、リビングに出てきたら家事をしたり子どもたちの相手をしたりしてくれます。
子どもたちは大きくなってあまり兄弟喧嘩もなく、むしろ二人で一緒に遊ぶ時間も倍増。もちろん、仕事だとわかっているので夫の邪魔もしません。
それなのに、夕方になるといつもより消耗している私がいたのです。
自分のペースが保てなくなった私
悶々としたまま1週間が経ったころ、ふと気づきました。
家族がいるときは「誰かのために何かをする」というスイッチが入りっぱなしだったのです。私は専業主婦で、家族が学校・仕事へ行っている間は自分のペースで家事をしてきました。
それが夏休み・在宅勤務でペースが乱れ、自分の休憩時間を作れていないことに気づいたのです。
私の気持ちを理解してくれた夫
その夜、夫に思っていることを素直に伝えました。
すると「明日の休みは子どもたちと1日出かけてくるから、ゆっくり過ごしてよ」と言ってくれました。
さらに夫は「急に在宅勤務になったのに、気を遣わせてごめん」「いつもありがとう」とも。その言葉だけで、私のモヤモヤが一気に晴れたような気がしたのでした。
体験者の声
翌日、夫は子ども二人を連れて朝から元気に出かけて行きました。
子どもたちも「今日は男同士で出かけるんだ!」「お父さんが今日は夜まで遊びまくるって言ってる!」と大はしゃぎです。
家族のためにとがんばっていた自分ですが、時には休まないといけないことを実感。
何に疲れているのかもわかり、その気持ちを夫が理解してくれた嬉しさで、“またやっていける”と思えた出来事です。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

