毎回義実家への帰省が憂うつだと言う筆者の友人。ただ、「今年は日帰りでいい」と言われたら──?
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関係良好でも気疲れする夫実家への帰省

遠方にある夫の実家。優しい義両親とはつかず離れず、程よい距離感で良い関係を築いてきました。

毎年帰省はGW・盆・正月の3回のみ。遠方のため、いつも泊まりでの帰省です。義両親は「座っててね」「遠いところありがとう」と気を遣ってくれるものの、やはり嫁としてこちらも気を遣うし動かなければ……と思ってしまいます。

そのため、帰省が終わるといつも2~3日寝込んでしまうため、帰省は毎回憂うつな気持ちでした。

義母のほうから日帰りを提案

盆の帰省時、準備をして向かうと、到着早々義母から「遠くから来てくれて嬉しいけど、いつも泊まりじゃなくてもいいのよ」「今回は日帰りでもいいから」と、日帰りを提案されました。

泊まる気満々だった夫は「えー!」と言っていましたが、家に帰ってゲームをしたい息子と、気疲れする前に帰りたい私は内心ガッツポーズ。早めに夕飯をいただいてから、車で帰宅しました。

夫は運転しながら「あっという間だな」「なんで母さん突然日帰りって……」とブツブツ文句を言っていましたが、知らんふりをしました。

日帰りを勧めた“本当の理由”とは

翌日、夫の妹から連絡が。
夫の妹は実家の近所に住んでいて、私たちが帰省すると知って夕食時に顔を出してくれていたのです。

「昨日は早く帰らせる形になってごめんね」
「実は母ね、最近体調が優れなくて。気を遣わせたくなかったみたい」
「兄に知らせるとあれこれうるさくて……ごめんね」

義母の体調不良をまったく察していなかった私は、そのメッセージを見て驚いてしまいました。

体験者の声

ラッキーだと思っていた日帰り提案。実は義母の気遣いから出た言葉だったと知り、そして体調不良を察することができず申し訳なく思いました。

翌日、義母に「体調が良くない中すみません、お大事にしてください」と電話をかけた私。すると義母は、申し訳なさそうにしながらも「少しでもみんなの元気な顔を見られて、嬉しかったですよ」と言ってくれました。

“気疲れするのは自分だけではない”と実感しました。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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