友人Aは、孫の食べ方を見て注意すべきか迷っていましたが、そのひと言が思わぬ場面で返ってきて──。
画像: “音を立てて食べる”孫にモヤっと! 食事マナーを教えたら →「ねぇパパ、おばあちゃんが」思わぬ展開に

気になる癖

息子家族と食事をするたび、Aには気になることがありました。
孫が食事中に口を開けたまま食べることがあったのです。
Aは昔から、食事中に音を立てて食べるのは行儀が悪いと教えられて育ちました。
そのため、口を閉じ音を立てずに食べることが自然と身についていました。

けれど今、子育てをしているのは息子夫婦です。
「注意した方がいいのかな」
そう思うものの、祖母の立場でしつけに口を出すことで、息子夫婦の考えを否定することにならないかと気になり、言い出せずにいました。

迷う立場

そんなある夏休みのことです。
孫が一足先にAの家へ帰省してきました。
息子夫婦は後から来る予定だったため、Aは久しぶりに孫とゆっくり食事をすることになります。
「今なら話せるかもしれない」
そう思ったAは、食事中に穏やかな口調で声をかけました。

「食べる時は口を閉じて食べた方がいいよ」
ただ叱るのではなく、周りの人も気持ちよく食事ができることを伝えます。
すると孫は反発せず、素直にうなずいてくれました。

まさかの注意

数日後、息子夫婦も帰省し、家族そろって食卓を囲んだ時のことです。
食事中、孫が息子に向かって言いました。
「口を閉じて食べるんだよ」
思いがけないひと言に、Aは驚きます。

さらに孫は得意そうに「おばあちゃんに教えてもらった」と話したのです。
息子は少し照れたように笑い「俺も言われたな~」と苦笑いしました。
そのやり取りを見て、Aは思わず笑ってしまいました。

筆者の見解

子育ての中心は、もちろん親です。
だからこそAも、祖母としてどこまで言っていいのか迷っていました。
けれど今回のように、責めるのではなく理由を添えて伝えたことで、孫は素直に受け止めてくれました。

今回は祖母だからこそ、素直に耳を傾けてもらえたのかもしれません。
Aは、相手を思って伝える言葉なら、遠慮しすぎなくてもいいのだと感じたのでした。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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