旅行先で発覚した思わぬトラブルが、筆者の知人夫婦の関係に小さな変化をもたらすことに──。
画像: 夏の家族旅行で動けなくなり、宿で倒れた夫。熱中症かと思いきや、検査で判明した意外な原因とは

夏の家族旅行

毎年の夏休みには、家族旅行へ出かけるのが我が家の恒例。

とはいえ、子どもたちは成長して部活やバイトで忙しく、夫婦2人での旅行になったある年のことです。

海辺の観光地を訪れた初日の午後、夫が突然
「少し休みたい」
「宿の部屋に戻りたい」
と言い出したのです。

突然の体調悪化

普段の夫は人一倍元気で、多少の疲れなど口にしない人だったため、驚いた私。

しかも数時間後には顔色が悪くなり、宿で横になったまま動けなくなってしまったのです!

熱中症だろうと思い水分補給を勧めたものの、一向に体調が回復する兆しはありません。

翌朝になってもベッドから起き上がることさえ辛そうな症状が続き、旅行どころではなくなった私たち。

急遽近くの病院を受診すると、医師から思いもよらない指摘を受けることに......。

予想外の原因とは

原因は単なる暑さによる熱中症ではなく、長年の睡眠不足と慢性的な疲労の蓄積だったのです。

夫は仕事が忙しく、定年が近づいても責任の重い立場を任されていました。

家では元気そうに見えていたものの、実際には体が限界に近づいていたようです......。

とてもショックを受けたと同時に、家族として夫の異変に気付けなかったことを反省した私。

旅行は大幅に予定を変更することになりましたが、夫婦でゆっくり健康について話す時間が生まれました。

健康が一番

「退職後は好きなことをしよう」
と何度も言いながら、実際は夫が無理を続けていたことも初めて知れたのです。

その後、夫は働き方を見直し、休日には散歩や趣味の時間を作るように。

私も健康な体づくりについて以前より意識するようになりました。

筆者の見解

旅行中の突然のトラブルは確かに大変です。

しかし、楽しい思い出だけが旅行の価値ではなく、人生を見直すきっかけを与えてくれることもあるのだと実感した夏となりました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

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