ワンオペで家事をする筆者の友人は、夫が気まぐれで「料理できる」と言ったため任せたところ、意外な結果になったそうです。
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夫「俺、料理できると思う」

ある日、テレビの料理番組が流れていたときのことです。

リビングにいた夫が「この料理、俺全然できると思うわ」と言い出しました。普段夫は料理をまったくしないどころか、洗濯・掃除にいたるまで家事のほぼすべてが私のワンオペです。

私の作った料理を見ては、小言を言う夫。

「これ、色合いがさぁ」
「もう少しパンチのある味がいいと思う」

自分は料理をしないくせに、不必要なアドバイスを繰り返してきました。その夫がやる気になったようなので、これはチャンスと思った私。すかさず「じゃあ1週間お願いできる?」と伝えたところ、快くOKしてくれました。

1週間料理を任せてみた

そして始まった夫の料理。1日目ははりきっていた夫も、3日目になるとトーンダウン。

「買い物行くの面倒だな」
「献立ってどこまで考えればいいんだよ……」

などとブツブツつぶやいていました。

5日目に「やっとできた」と言いながら出してくれたしょうが焼きは、だいぶ焦げていました。それでも、仕事から帰ってきて作ってくれた料理に対して、どれだけ食事の時間が遅くなっても「ありがとう」と言い、一切文句を言わない私。

しかし、子どもはそうはいきません。

「パパ、これ真っ黒だよ!」「苦いよ」「食べられない」と口々に言います。ヘトヘトな中、子どもに文句を言われた夫が口を開く前に、「焦げてても、パパががんばって作ってくれたものよ。作ってくれてありがとうって気持ちで食べるのよ」と言いながら、私の焦げていないものと交換しました。

料理の大変さをわかってくれた夫

そして最終日の7日目。

なんとか1週間乗り切った夫に対して、私は「本当に1週間も作ってくれてありがとう」「大変だったと思うけど、おかげでラクさせてもらえたわ」と伝えました。

すると、夫は下を向きながらこう言いました。

「やってみてわかったけど、あの、いつもありがとう」
「メシ作ってくれるのに、文句言うときもあってごめん。気をつける」

自ら、そう言ってくれたのです。

料理以外の家事にも目を向けてくれるように

その後、夫が私の作った料理に文句をつけることは一切なくなりました。

さらに、一切家事をしなかった夫が自ら掃除機をかけるようになったり、仕事帰りに「買って帰るものある?」と連絡をするようになったり。

料理だけでなく、私がやっていた家事全般にも少しずつ目を向けてくれるようになりました。

筆者の見解

夫の気まぐれから始まった1週間ですが、家族にとって大きな意味を持つ1週間になったようです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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