子どもの受験の話題は気を使うものですが、まったくお構いなしのママ友D子さんが受けた因果応報とは!?
画像: 「ココを受験するのね!」他人の志望校を言いふらしたママ友が真っ青!「あなたでしょ?」因果応報の末路に

中学受験における暗黙のマナー

子どもの中学受験を経験して、初めて知ったこと。

それは、志望校はこちらから聞かないのがマナー。
もし知っても、周りに勝手に広めないのがマナー。
受験界には、こうした「暗黙のマナー」があります。

そもそも、受験する学校は出願直前で変わることもあるので、たいていの親は口が固いものです。

そこをあえて探るような言動をするのも、もちろんマナー違反だと感じています。

空気を読まないD子さん

ところが、そんな空気をまったく読まないママ友D子さん。

説明会で会えば
「どこ受けるの?」

模試会場で会えば
「第一志望どこ?」

と、とにかく情報収集が大好きなようです。

「ここ受けるのね!」D子さんの暴走

ある日、学校説明会に参加していたら会場でD子さんにばったり。
D子さんは私を見るなり

「あら! ここ受けるのね!」
と大きな声。

私は慌てて

「いや、説明会を聞きに来ただけだから」
と説明しました。

実際、その学校はまだ候補のうちの一校に過ぎませんでした。

噂が勝手に広がっていき!?

しかし数日後。

別のママ友から

「〇〇校が第一志望なんだって?」
と聞かれてびっくり。

どうやらD子さんが

「説明会で会ったから間違いない」
と噂していたそう。

私は「これ以上噂を広められては困る」と思い、D子さんにその旨を伝えたところ

「絶対受けると思ってたのに!」
「みんなそう思ってたよ!」

となぜかこちらが悪いような言い方。

「勝手に話を広めたの、あなたですよね?」
と、私はモヤモヤしました。

D子さんに変化が

そんなD子さんに変化があったのは、受験直前のこと。

ある日、塾帰りに別のママ友から

「D子さん、最近荒れてて」
と聞きました。

どうやら誰かが

「D子さんのところは△△中学が第一志望らしい」
と言い始め、その噂はどんどん広まり、それが実際は違ったそう。D子さんは必死で

「違うのよ」
と訂正にまわっていたというのです。

さらにその噂を流した人は悪気なく

「だって説明会で見かけたから」
と言ったとのこと。

まさにD子さんが私にした行動と全く同じことを、D子さんはされたのでした。

反省したD子さん

その後、ばったり近所でD子さんに会うと

「受験の話って恐いね」
とため息。

そして、気まずそうに

「勝手に、他の人の志望校とか話しちゃダメなんだね」
と言いました。

私は思わず

「うん、それは本当にそう」
と答えました。

ようやく身にしみて「受験の暗黙のマナー」を理解したD子さん。

受験の世界では、知っていても黙っておくことが大事な場合があります。

私自身、よその家庭の受験事情を詮索したり、噂話を広めたりしないよう、今後も気をつけようと心に刻みました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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