どれだけ家を片付けても、夕方には元通りに散らかる友人M子の家。散らかし放題の夫と子どもに、一番効いた方法とは!?
画像: 散らかす家族に悲鳴「もう片付けない!」一切放やめた結果、家族の『絶望の一言』に「そうだよ」

片付けられない家族たち

我が家には、片付けられない人が3人。夫と、子ども2人です。

夫は脱いだ靴下をその場にそのまま放置し、子どもたちは帰宅するとランドセルを玄関に放り投げたまま。

テーブルには飲みかけのコップ、お菓子の袋、そしてリビングには読みかけの漫画やプリントがいつも散乱しています。

片付けてもすぐに元通り

私は在宅で仕事をしているので、日中は仕事の合間に洗濯物をたたんだり、散らかったリビングを片付けています。

部屋を整えた直後は充実感でいっぱいですが、家族が帰宅して夜になる頃には、すべて元通りになってしまうことにイライラ。

「片付けて」
と何度言っても

「あとでやる」
「今やろうと思ってた」
の繰り返し。

私はだんだん怒りより、徒労感を覚えるようになっていきました。

「片付けをやめよう」ふと思い立つ

休日はさらに朝から念入りに片付けても、夕方にはもう散らかり放題。

床に置かれたゲーム機に、散らばる靴下、テーブルに放置された食べかけのお菓子の袋を見た時、私はふと、

「そうだ。もう、片付けをやめよう」
と思いました。

片付けをやめて、事件が!?

翌日から、片付けを一切やめた私。

夫の靴下も、子どものゲーム機も学習プリントも、すべて放置。
自分の物だけきれいに管理することに決めました。

すると3日後。

長男が
「ゲームの充電器知らない?」

夫は
「車の鍵がない!」

次男は
「学校のプリントがない!」

それぞれ騒ぎ始めました。

黙ってコーヒーを飲む私。そして静かに

「片付いてない家って大変だね」
「みんなどこに置いたか覚えてないの?」

と言うと、全員が止まりました。

反省する3人

「私は毎日、みんなが散らかしたものを拾ってたんだよ」
「誰も片付けないから」

と続けました。

家族3人は気まずそうな顔になり、夫が小さく「すみません」と一言。

その日、3人は1時間以上かけて家を片付けました。

そして夫が

「これ、毎日やるのは大変だよなあ」
とポツリ。

私は笑いながら

「そうだよ」
と答え、夫は

「これを一瞬でぐちゃぐちゃにされたら、確かに腹が立つね」
と私の気持ちを理解してくれました。

家族に少しずつ変化が

あの日以来、家族は以前よりも片付けに気をつけるようになりました。

散らかしっぱなしで平気だった家族に対して、注意でも説教でもなく、「誰も片付けなかったらどうなるか」を体験してもらうことが、一番効いたようでした。

何事も「相手の立場になって考える」ことの大事さを感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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