筆者の話です。
実家へ帰省するたび、隣のおばあちゃんから夫に『ちょっとした頼みごと』が入ります。
正直「またか」と感じていた私でしたが、ある日思いがけない出来事があって──。
画像: ftnews.jp
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頼まれ事

実家へ帰省すると、隣のおばあちゃんがよく顔を出します。
ひとしきり世間話をすると、必ず
「ちょっと手伝ってくれん?」
と話を切り出すおばあちゃん。頼まれるのは、電球交換や重たい荷物の移動など、ほんの数分で終わるようなことばかり。

夫も嫌な顔をせず手伝っていましたが、帰省中くらい家族でゆっくり過ごしたい気持ちもあり、私は内心「またか」と思ってしまうことがありました。

届く気遣い

そんなある日、実家の食卓に立派なメロンが並んでいました。
「隣のおばあちゃんの息子さんからよ」
母にそう言われ、私は驚きました。
話を聞くと、北海道に転勤した息子さんに
「いつもお世話になってるんだから送りなさい」
と、おばあちゃんが伝えていたのだと言うのです。

それから少しして、隣のおばあちゃんが顔を出し、こう声をかけてきました。
「旦那さんは何が好きなん?」
何気なく聞かれた私は、冗談半分で「『白い恋人』が大好物ですよ」と答えたのです。

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