筆者の話です。
「10時に出よう」と話していても、義実家ではその時間からゆっくり支度が始まります。
毎回ひとりで焦っていた私ですが、少しずつ見えてきたものがありました。
画像: 「10時に出る」はずが誰も準備しない!?義実家の“のんびり時間”に焦る私 → 気づいた意外な常識

迫る時間

義家族と出かける際、私は出発前になると落ち着かなくなっていました。
「10時に出かけよう」と決めていても、その時間になってから義母が着替えを始めたり、義父がお茶を飲み始めたりするのです。
「出発の予定時間が……」と指摘しても「映画館もお店も逃げないから大丈夫」と、義父はいつもの調子で笑っていました。

私は離島育ちです。
島では、船やバスの時間に遅れると次がありません。
一本逃せば帰れなくなることもあり「時間に間に合うように動く」のが当たり前。
そのため、誰も急がない義実家の空気に、毎回ひとりだけ焦ってしまっていたのです。

積もるズレ

時計を気にする私を見て、義母も「慌てなくても大丈夫」と穏やかな顔をしています。
悪気がないことはわかっていました。
支度を終えて待っている自分だけが浮いているようで、時間が近づくたび胸がざわついていました。

私は映画の開始時間や店の予約時間を逆算しながら、頭の中で何度も予定を確認します。
一方で義家族は「せっかくだから寄っていこう」と寄り道することも珍しくありません。
そのたびに「このあと大丈夫かな」と気持ちが落ち着かなくなるのです。

違う感覚

義実家の空気に慣れないまま迎えた、ある日のことでした。
予定していた映画の上映時間に遅れてしまった私たち。
「今回は間に合わなかったから次の上映時間にしよう」
チケットを買っていなかったのでよかったですが、私が「今日はもう映画は無理かな」と思っている横で、義両親は当たり前のように次の上映時間のチケットを買うために、チケット売り場へ向かっていました。

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