筆者の話です。実家に子ども達と帰省した際、その帰省期間中に伯父が病で倒れました。その伯父を献身的に支える伯父の娘の姿を称賛する私の父──「親の面倒を見るのは子どもとして当たり前だ!」という父の言葉が、私の胸に深く刺さります。重度知的障害の子どもを持つ私が問い直す「当たり前」とは?
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惜しみない称賛

5年前、子ども達を連れて実家に帰省中、父の兄が脳梗塞で倒れました。

伯父は伯母と別居中だった為、嫁いだ娘である私の従姉が付き添っているとの事です。

従姉は伯父に献身的に付き添い、許可を得た上で医師の診察を録音し、治療方針について納得するまで確認し、伯父の住む家の水回りの修理までも手際よくこなしているのだと言います。

父は従姉のその姿を、手放しで褒め称えていました。

父の言葉

私は、従姉にはまだ手のかかる子ども達がいる事を知っていました。

「お姉ちゃん、まだお子さんに手が掛かっていると言っていたのだけど、伯父さんの付き添いは大変なんじゃない?」と父に問いかけました。

ところが、返ってきたのは「親が病気の時に子どもが面倒を見るのは当たり前だ!」という一言だったのです。

その言葉に、私は返す言葉を失いました。

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