これは友人A子から聞いた話です。A子は「頼まれたら断れない性格」で周囲の依頼を引き受け続けていました。次第に負担は増え、心身ともに限界に。勇気を出して線引きをした結果……? A子はどうやって自分の時間と心の余白を取り戻していったのでしょうか。
画像: 「体調悪いの知ってるけどさ」断れない性格につけこみ「今日中にお願い」仕事を押し付けてくる同僚にあ然

「断れない人」に自然と集まる依頼

A子は昔から、頼まれると断るのが苦手なタイプでした。
職場でも「これお願いできる?」と声をかけられると、「今は少し忙しいけど……」と曖昧に笑いながら結局引き受けてしまいます。
最初は小さな手伝いでしたが、その“優しさ”はすぐに当たり前になっていきました。
気づけば、自分の業務の合間に他人の仕事をこなすのが日常になり、「A子さんなら安心」と言われることが増えていきます。
その言葉は嬉しい反面、どこか逃げ道を失わせる鎖のようでもありました。

「いい人」でいるほど増える負担

次第に依頼はエスカレートしていきます。
「今日中にお願い」「これもついでに見ておいて」など、本来の業務を超えたものが積み重なっていきました。
断ろうとすると、「いつもやってくれてるじゃん」「助かってるよ」の一言で空気が変わる。
悪気がないのは分かっているからこそ、余計に断りづらい。
A子は少しずつ、自分の仕事を後回しにし、残業で埋め合わせるようになっていきました。
気づけば“いい人でいること”が、自分の時間を削る行為になっていました。

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