これは友人A子から聞いた話です。義実家で繰り返される“悪気はない”発言にイラッとし続けてきたA子が、ある一言をきっかけに我慢をやめ、小さくても確実な線引きをした出来事です。
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最初は流せると思っていた

結婚してからの義実家との関係は、表面上はとても穏やかでした。
優しく迎えられ、会話も一見和やか。でも、なぜか毎回、ほんの少しだけ引っかかる言葉が混ざっていたのです。
「若いから分からないわよね」
「まだ経験が足りないものね」
笑いながら言われるそれを、最初は深く考えずに受け流していました。
波風を立てたくない。“良い関係”を壊したくない。そう思っていたからです。

積み重なる小さなイラッ

けれど、その“ちょっとした一言”は、なぜか毎回必ずありました。
料理を出せば「優しい味ね」と言われ、掃除の話をすれば「うちはもっと徹底してたわよ」と返される。
「優しい味」という言葉も、そこにはいつも「物足りない」「素人くさい」と言いたげな、含みのある表情がセットになっていました。
どれも遠回しだけど、確実にこちらを下げる言い方。
そして最後に必ず添えられるのが、「悪気はないのよ?」という一言でした。
その言葉を聞くたびに、何も言えなくなる自分がいました。
悪気がないと言われたら、嫌だと感じる自分のほうが間違っている気がしてしまうからです。
でも、心の中では少しずつ何かが積もっていきました。

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