働き方や人付き合いのスタイルに“正解”はありません。けれど、周囲と違う選択をしていると、ふとした瞬間に「これでいいのかな……」と不安になってしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
画像: 「付き合いが悪い」と陰口を叩かれ10年。飲み会を断り続けた私に、会社が下した『評価』は

飲み会に参加しない理由

「ごめん、今日も不参加で」
入社して10年、私は毎回そう言って、ほとんどの飲み会を断ってきました。

もともと賑やかな場が得意ではないというのもありますが、最大の理由は家で私の帰りを待つ母の存在です。

父に先立たれ、スマホにも慣れていない母にとって、帰宅した私と夕飯を共にし、他愛ない出来事を話す時間は何よりの楽しみ。
私が飲み会に行けば、母はひとり寂しく夕食を食べるのかと思うと、どうしても心が痛みます。

「何を大切にしたいか」を考えると、自然と優先順位は決まっていきました。

広がる距離と不安

「親孝行ができる時間は限られている」
そう自分に言い聞かせてきましたが、周囲からはあまり良く思われていなかったようです。

ときには、
「付き合いの悪いやつ」
「飲み会に参加しないと、出世にも響くんじゃない?」
という陰口が聞こえてくることも……。

自分の選択が本当に正しいのか、悩んだときもあります。

そんな中、部署で昇進の話が持ち上がりました。
候補は私と、上司との「飲みニケーション」を完璧にこなす同期。

人脈も社内政治も彼が圧倒的に上で、誰もが「彼に決まりだろ」と見ていました。
そして、私自身もそう思っていました。

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