借金や離婚を繰り返し、その尻拭いを妹である私にさせてきた自由奔放な兄。私がシングルマザーとして奮闘する中、再婚した兄は突如「子煩悩な父親」に豹変しました。ある日、兄から上から目線で育児の説教をされ、怒りが大爆発! 筆者が体験した8年間に及ぶ絶縁状態と、思わぬ場所で迎えた兄妹喧嘩の結末をお話しします。
画像: 「私の10年を何だと思ってるの!」兄の借金の尻拭いの末に、育児説教され絶縁。8年後、葬儀の場で再会して

自由奔放な兄と、尻拭いをさせられてきた私

私の兄は、昔から自由奔放で無責任な性格でした。一度結婚して子供が生まれたものの、全く家に帰らず、結局離婚。さらには借金まで作り、その対応は決まって妹である私の役目でした。

それでも私が兄を見捨てなかったのは、心労を抱える両親を支えたいという思い、そして何だかんだ言っても兄妹仲が良かったからです。私自身もシングルマザーとして子育てと仕事の両立を必死に頑張っていた時期でしたが、当時はまだ兄が我が家に泊まりに来るなど、笑い合える関係を保っていました。

再婚して突然「子煩悩な父親」になった兄

時が流れ、兄は再婚し、新しい命を授かりました。すると驚いたことに、前回の結婚生活とは打って変わって、兄はすっかり「子煩悩なお父さん」へと豹変したのです。

休日は家族サービスをし、子供を可愛がる兄の姿は、以前の無責任な姿からは想像もつかないほどでした。しかし、その兄の変化が、私たち兄妹の間に決定的な亀裂を生むことになります。

もう限界! 無責任な兄からの育児説教

ある日の親族の集まりでのこと。私の子供がわがままを言って泣き出してしまい、私が厳しく叱りつけていました。すると、それを見ていた兄が「そんな叱り方ないだろ。もっと子供の気持ちを考えてやれよ」と、上から目線で説教をしてきたのです。

その瞬間、私の中で張り詰めていた糸がプツリと切れました。

「今まで散々好き勝手して、やっと親になったばかりの人間に、たった一人で10年間子育てして父親役も母親役も必死でこなしてきた私の何がわかるの!?」

溜まりに溜まった孤独と、誰にも甘えられなかった日々。それらを土足で踏みにじられたような悲しみが、怒りとなって溢れ出しました。こうして大喧嘩に発展してしまったのです。

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