何気ない一言がきっかけで揺れる職場の空気。
新人の予想外の行動に周囲は戸惑い、言葉の重みを痛感した男性や同僚たち。
でも、その後の展開がまさかの変化をもたらすことに──。
今回は筆者の友人から聞いた、職場での心に響くエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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新人

入社3か月目の後輩A男は、会議で意見を求められても黙ってしまうことが続いていました。

準備不足なのか、自信がないのか。

私も含め周囲もA男のことを気にはしていたものの、それぞれかなりの量の仕事を抱えていたこともあり、忙殺されて彼に深く向き合えていませんでした。

そんななか、またもA男が何も発言できなかった会議後、社員食堂でランチをしていたベテラン上司が、つい本音を漏らしてしまったのです。

「あの様子じゃ、やる気ないなら帰ればって言いたくなるよな」

凍りつく空気

上司も内輪の雑談のつもりだったようですが、それは明らかに度を越した言葉でした。私や一緒にいた同僚たちも、あまりの衝撃に言葉を失い、気まずさから苦笑いを浮かべることしかできませんでした。

すぐに別の話題になったのですが、午後、A男が急きょ時間休を取得して帰宅してしまったのです!

「もしかして近くにいた?」
「さっきの言葉を聞いていたのでは?」
と今度は別の意味で凍りついた一同。自分たちの無責任な態度が、取り返しのつかない事態を招いたのではないか。

上司も含めみんなで、
「もし傷つけていたのならどう謝るべき?」
「どうフォローすればいいかな?」
と真剣に話し合いました。上司も自分の失言を深く恥じ、顔を曇らせていました。

軽い愚痴のつもりでも本人に届けば刃になります。

その重さを初めて実感し、本当に反省しました。

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