筆者の話です。
創立記念パーティで発表される年間優秀社員を、毎年裏方として見送ってきました。
「誰が受賞したの?」と聞く側だった私が、まさか名前を呼ばれるなんて……。
画像: ftnews.jp
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呼ばれた名前

「年間優秀社員は──」
司会の声に続いて、自分の名前が会場に響きました。
私はそのとき、出入り口で来場者の動きを確認する係をしていました。
創立記念パーティでは毎年、準備や外作業などの担当が多く、表彰式をゆっくり見たことはほとんどありません。
今年は中の担当になり「少し見られるかも」と思っていましたが、実際は人の流れが途切れず、会場内を行き来するだけで精一杯でした。

目が向かない

受付に人が集中すれば列を整え、タイミングを見て扉を開閉する。
ステージから拍手が起きても、そちらを向く余裕はありません。

今年こそ、自分が推薦したメンバーの名前が呼ばれたらいいなと、心の中でそっと願っていました。例年どおり、同僚に「あとで誰が受賞したか教えて」と頼んでいたのです。
自分の名前が呼ばれるとは、少しも思っていませんでした。

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