筆者の体験談です。
若い頃、お見合いでドライブに行った時、私は相手に「リードしてほしい」と思いながら過ごしていました。
でも、今になると、あの時間の見え方が少し変わります。
画像: ドライブで「お見合い相手にリードしてほしい」と頑なだった若き日の私。今だからわかる『本当の後悔』

3時間のドライブ

「今日はドライブに行きましょう」
そう言われて出かけたのは、お見合いをしてから一回目のお出かけでした。
若い頃、親の勧めもあり、私は何度かお見合いを経験しています。
すぐにお断りすることもできましたが、周囲の勧めで、二人だけで会ってみることになったのです。
「じゃあ、もう一回だけ……」
そう約束した日は、少し緊張しながら助手席に座り、行き先もはっきりしないまま車は走り出しました。今思えば、初対面に近い男女が逃げ場のない車内で3時間も過ごすというのは、お互いにとって少しハードルが高かったのかもしれません。

探りあう空気

普段の私は、どちらかといえば自分から話すタイプです。
でもお見合いの場では、自分の中に妙な「こだわり」がありました。

「男性がどう話を広げてくれるのか見てみたい」「リードしてほしい」

そんな理想を抱き、あえて自分から踏み込まず、会話の流れを待っていました。
「しゃべりすぎる女だと思われたくない」という小さなプライドも、私の口を重くさせました。
車内は沈黙が続き、流れる景色を眺めて言葉を選ぶ時間ばかりが、静かに積み重なっていったのです。

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