春は「始まりの季節」と言われますが、特に環境の変化が重なる3月から4月にかけては、理由のない不安や焦りに包まれる人も多いものです。今回は、そんな季節の変わり目に関する、筆者の友人のエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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毎年やってくる、春の「新生活ブルー」

私は昔から、環境の変化にとても敏感なタイプで、3月から4月にかけてのこの時期が、どうしても苦手です。

社会人になってからは、人事異動や新しい人間関係など避けられない変化が重なり、プレッシャーも増していきました。

「新しい職場でうまくやれるかな」
「ミスをしたらどうしよう……」

夜、布団の中で天井を見つめていると、ネガティブな考えが止まらなくなり、眠れないまま朝を迎えることも珍しくありませんでした。

隣人との何気ない会話

去年、まさにそんな「新生活ブルー」の真っ只中にいた頃のことです。

ある早朝、重い足取りでゴミ出しに行くと、隣の家に住む高齢女性のAさんに「あら、元気がないわねぇ」と声を掛けられました。

Aさんは80代とは思えないほどいつも凛としていて、お庭には季節の花を絶やしません。
その日も、朝早くから庭いじりをしていたようです。

見守られているような温かさに、私は堰を切ったように「4月からのことが不安で……」と弱音を吐いてしまいました。

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